居酒屋~通りすがり~

今の我々に出来る事から始めましょうや。
明日を信じて始めましょうや。小さいことでいいからさ。困った時はお互いさま…ねっ

【五】旨い酒を呑もう! ~紫尾の露・九州新幹線『さくら』ボトル~

2014年12月11日 19時50分25秒 | 【五】「旨い酒」と「肴」いろいろ…
~酒データ~



製造蔵元:軸屋酒造株式会社

所 在 地:鹿児島県薩摩郡さつま町平川1427

製 品 名:紫尾の露(しびのつゆ)・九州新幹線N700系『さくら』プレミアムボトル

原材料名:さつま芋(鹿児島県産こがねせんがん)・米麹(国産米)
仕込み、割り水ともに紫尾山系伏流水を使用

アルコール分:25度

内 容 量:350ミリリットル



   



いよいよ本年も残り1ヶ月を切り、『師走』の慌ただしい雰囲気に包まれてる昨今。

インフルエンザも例年より早い流行の気配あり。(≧ヘ≦)

更にこの時期、わざわざ『国政選挙』何ぞやって税金を無駄遣い。(-_-#)
国会では『ちっとも働かない』ボンクラ議員どもが、
出来もしない公約をならべ、エラそ―に語る姿を見る度、腹の立つ事この上ない中…(;`皿´)

皆さま、如何お過ごしでしょうか? 店主でございます。m(_ _)m




さてさて…。友達という存在、実に有難いものでございまして。
九州は福岡に店主と長年、懇意にして下さっている方がおります。
~レールのダンナ、毎度お世話様ですm(_ _)m~


その友人が先日 鹿児島に出張された折り、帰りの新幹線に乗るべく向かった鹿児島中央駅の売店にて
『面白い焼酎を見つけたんで送ります!とのメールを下さった。


数日後、宅急便で我が家に到着し『いそいそと』開封!(-^〇^-)

外箱のパッケージは『ピンクと白』で、九州新幹線の写真をあしらったきれいでスリムなデザインであった。

近年の焼酎や日本酒のボトルには女性を意識したスリムでお洒落な形をよく見かける。

なのでコレを見た瞬間、中のボトルもきっと、
『女性受けしそうなお洒落なビンなのだろう』と想像していた店主であったが…。

箱から中身を取り出し見て、思わずのけ反ってしまった
『は…? ヘ…? 何じゃコリャ??』(◎o◎)

出てきたボトルとは、『こんな形』だったからである







なんと…!? 【まんま、新幹線が出てきた!? (◎o◎)
しかも『模型か?』って位、良く出来ているのである。

この瞬間、福岡の友人が言っていた
『面白い焼酎の真の意味を店主は初めて理解したのであった…。
(^。^;)


この新幹線…。いや、もとい。新幹線『型』のボトル。
陶器で出来ており、【長さ29センチ・幅6,5センチ・高さ6,5センチ】という大きさ。
鉄道模型でいうと『HOゲージ』(縮尺1/80)に近いサイズ感である。結構、大きい。

洋酒の世界では、船やクルマの形をしたビンをたまに見かける事はある。

日本でも変わりダネのボトルと言えば、【サントリーオールドの干支ボトル】などは有名だが、
焼酎や日本酒の類いで乗り物、ましてや【鉄道車両】のボトルというのは
とても珍しいのではないだろうか?あまり記憶がないのである。







★★
九州新幹線(博多―鹿児島中央)の全線開業日は『あの』東日本大震災の起こった翌日…
【2011年3月12日】の事である。

『新しい大動脈』全線開業に対する喜びと期待は九州内では相当だった様子で…。
【YouTube】で見た九州新幹線全線開業180秒CMの出来映えは素晴しく、感動モノであった。

残念ながら、その前日に発生してしまった『東日本大震災』の影響で
開業セレモニーを始め、あらゆるイベントが中止された中、九州の人々の期待を乗せて静かに走り出した九州新幹線。

そんな喜びと期待の表れとして、こんなボトルが生まれたのではないか?

そんな事を愚考していたら…
外箱の説明書きには、蔵元の『軸屋酒造』さんは、九州新幹線全線開業した2011年に【創業100年】を迎えたと記されていた。

つまり、『全線開業』と『創業100年』という
『節目の重なる年』に生まれた【奇跡のボトル】という事なのである。







★★★
つい、興奮してしまい…
長々とボトルの話をしてしまったが、本命はこの焼酎の『味わい』である。

結論から言うと…
この焼酎、『芋』らしいコクと香りが ふんわり立つが上品。しつこくない。
ひとこと『メチャ旨いのであった。 (≧∇≦)


九州の方なら『芋焼酎は絶対、お湯割りたい( ̄∀ ̄)』となるのかも知れないけれども…。

店主、基本的に焼酎は5:5の『炭酸割り』で呑む事にしている。
夏なら氷を多少入れて呑むが、冬は氷を入れず炭酸『だけ』で割る。

これだと、原材料による風味の違いを『鼻と舌』で楽しめて、後味もスッキリ。
長年の飲兵衛生活の中で得た店主の『一つの回答』なのでであった。


『米』『麦』『芋』といった焼酎を代表する原材料の中、蒸留後『製品化』された中で圧倒的に『芋』だけは
隠しきれない自己主張を持っている。


無論、『米』や『麦』の焼酎も十二分に個性を発揮してる製品は数多い。

だが同時に米や麦の焼酎は割るモノによって、【相手に合わせ 強い自己主張はしない】力量も持っている感がある。言い換えれば器用。


対して『芋』だけは、ソレが出来ない不器用なイメージがある。
お茶やウーロン茶で割っても、『芋』は隠し切れない素性をつい覗かせてしまう感じ。


そのせいか…? 意外と『芋焼酎は苦手』という人は周りに多い。
店主も過去において、正直『苦手な部類』のお酒であった。


だが一度、芋焼酎の『頑固だが実直』な素顔に触れてしまうと…
【素のお前が一番ええよ(⌒~⌒)】と言いたくなる『不思議な魔力』を持っている。

だから、その『素のお前の良さ』を活かすなら【お湯割り・ロック・水割り】の様な芋の邪魔をしない呑み方が
やっぱり、最高という事なのだろう。


今回、【紫尾の露】を初めて頂いた店主だが、
『どんなお酒だろう?』ってドキドキ感から、『旨いねぇ~』とニンマリ出来る幸せを味わえた芋焼酎なのでありました。
(⌒~⌒)


鹿児島にお出かけの際、お土産に如何でしょうか?
『鉄ちゃんで飲兵衛』の皆さまには特にオススメですよ
(≧∇≦)


店主でした…。 m(_ _)m
コメント (1)
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