ビギナークリスチャン♪シズコの縁側

クリスチャン歴18年、うつ状態歴27年をむかえたけど未熟or発展途上?悩み満載!生かされて感謝♪クリスチャンブログ。

先人の智慧「叱ってもらえるうちが花」~大河ドラマ「竜馬伝」を見て

2010年01月09日 | 日記
私の愛にとどまりなさい。
新約聖書:ヨハネによる福音書15章9節



今日は1月9日土曜日。

21年前、平成元年1月9日昼ごろ、父は職場の山形市役所で会議中にずるずると椅子から滑り落ちて、まだ当時は裏手にあった、市立病院に運ばれ、母と姉の伯母に看取られ「苦しい!苦しい!お母さん!お母さん!(=父の妻、つまり私の母のこと)」と叫びながら亡くなったそうです。

遺体解剖後の死因は、解離性大動脈瘤破裂(かいりせい・だいどうみゃくりゅう・はれつ)。簡単に言えば、心臓の動脈が破裂して、一気に血圧が下がってしまうことだそうです。有名な俳優、故・石原裕次郎さんも同じ病気で逝去なさいました。
このことを、今日のような寒い雪の日に思い出すと、また気持ちが沈みこみ、メランコリックな気持ちになってしまいます。

母は今日、仏壇に心を込めてお膳を上げました。
クリスチャンとしてはいけないのだろうけれど、私も仏壇に線香を上げ、手を合わせました。
とても辛かったです。

天の父であるイエス父ちゃんには「ごめんな、父ちゃん、『私以外のものを拝んではならない』って父ちゃんの言ったこと破ってごめんな」と謝り、肉の父である、亡くなった私の父には「お父さん(私は実の父を「父ちゃん」と呼んだことは一度も無いし、これからも無いと思います)、ごめん。本当にごめん。私クリスチャンになったから、心から拝んでるんで無いんだ。知ってると思うけど、本当にごめんな。でも、お父さんのこと忘れたわけでも、先祖を忘れたわけでも大切にしないのでもないんだ。ごめん、ごめん。お父さん、私も辛い。けれどごめんな」と、心の中で葛藤しながら拝みました。

今日は土曜日、教会堂のお掃除の日です。
今週は婦人会が当番。

私は「調子もまだ良くないし、行かないは」と思ってたんですが、突然朝「やっぱり行くかな?今日夕方、脂肪燃焼ダイエット野菜スープ作る予定しかないし、いっつも休ませて貰ってるし」と母に言ったら「行って来い。行けるときやらせてもらえ、言う事ある人は、ちゃんとする事も、さんなねんだ」と言われて、(母はさすがに母じゃのう!=ちょびっと「竜馬伝」風)・・・というわけで、珍しく10時からのお掃除に行かせてもらいました。

おっと! その前に、母に叱られた。

私が先週の日曜日、楽しみにしてた大河ドラマ「龍馬伝」を見られなかったので、茶の間から母の部屋に「お母さーん!今日よ~昼からここで『龍馬伝』見ていい~?」と聞いたら、母が部屋から出てきてこう言った。

「良いよ。んだけっど、一言お前に言っておくぞ。人にものを頼む時は、お前が私を呼びつけるんじゃなく、お前が私のところに来なさい。今はお前が病気だと思ってるから、私が茶の間に来てあげたけど、今度からは通用しないと心にちゃんと思いなさい」と叱られた。

私は、「あー!またやってしまった~」と思い、でも「本当だ」と思ったから
「はい、ごめんなさい。この次は気をつけます」と母に謝った。

これが今日のタイトルの、「叱ってもらえるうちが花」のことである。

教会員の人生の、そして、信仰の先輩方や、いろんなところでお話を聴かせて頂くと「今の若い人には叱っても教えてもなあ。かえって嫌な顔されるばっかりでよ。言ってもわからねし・・・」と言う言葉をよく伺う。
そういう時は、43歳になった私も「心して聴かせて頂かなければ」と、緊張の面持ちで傾聴する。

話は前後するが、教員試験を受ける時、一番反対したのが、実は母だった。

「教員は嫌だ。
世間を知らない。
口の利き方一つ知らない。
すぐ大学を卒業して社会人としてはペーペーのくせに、保護者の方や生徒さんから『先生、先生』と言われて祭り上げられるから、駄目だ。
私はお前に先生になって欲しくない。」
母はそう言った。

12年間の短い教員生活を送らせて頂いたが、実際そう私も思ったし、私もそうなりかけて、何回も職場の先輩方や母に叱られた。

そこまで母にいわれながらも・・・・・・・私は、先輩の先生の言うことを聴かず、こっぴどくある大先輩の先生に叱られた。

その先生は「貴女(あなた)はなんでそんなに生意気なんだ?そんなんじゃ駄目だ!もっと先輩に教えを請い、たとえ間違っていても、頭を下げて身を低くしなくちゃ、教員としても人間としても、貴女(あなた)は駄目になるぞ!」と叱ってくださった。

そうして叱ってくださった先生は、校長先生になられた直後、病で在職中に亡くなられた。

今思い出しても、その先生の偉大さ、謙遜さに頭が下がる。

そんな先生に叱って頂き、導いて頂けた私は、とても幸せだったと思う。

本当に、母の言ったことは正しかったなあ・・・って、私は今でも思ってる。

教員生活を始めるに当たって、母はこうも付け加えた。

「まず、お前以外全員の方がお前の先輩だと思って頭を下げて教えてもらうこと。そして学校の先生以外の職業の方から、たくさんお話を聴かせてもらうこと。
最後に・・・・何か習い事をすること。
まずは字。お前の字!それじゃ先生として通用なんかしない!もっときれいな字をかけるようにしなさい。
字を習いに行きなさい」

・・・・そうして私は、元、社会保険センター(今、変わっちゃったんだよねぇ)に、教員として働きながら夜4年間、ペン習字を習いに通わせてもらって、今なんとか、人様に見られてもなんとかかんとかおかしくない・・・・って思ってるんだけど・・・字を書けるようにならせて頂いた、と言うわけでR。


もう一つ。
中学の時の時の合唱の恩師の先生が同じ事を忠告してくださった。

「良いか?シズちゃん、貴女(あなた)、教員になったからって偉いと思うなよ。貴女(あなた)は学校で一番の新米!それば忘れるなよ。
学校の教員の駄目なところは、教員の先輩の先生にだけ敬意を払って、事務の先生や、技能技師の先生、給食や購買の方は、自分より下だと思ってるところだ。
良いかシズちゃん?貴女(あなた)もそれやったら馬鹿だよ。
明日いの一番学校に行きなさい。
そして、言われたとおり(職場に行く前にご挨拶に言ったら、母校だったので、恩師の先生に『明日一番先に来て、全員の先生の机を拭いて、お茶出ししてケロな』とアドバイスを頂きました)しろよ。
そして行ったら、貴女(あなた)以外は全員先輩だと思って、頭を下げて『何もわからないので、今日からどうぞよろしくお教えください』と教えを請うつもりでいらんなね。わかったか!?」と。

これも実際職場に入って、恩師の先生が仰る深い意味がよくわかった。
今思っても、有難い忠告だったと思う。

この母と、恩師の先生の忠告があったからこそ、なんとか、教員と言う特殊な(私はそう思っている)職場で、皆さんから受け容れていただき、「先生」という仕事もなんとか、12年間、勤めさせていただいた気がします。

聖書にも「『先生』と呼ばれる仕事は怖い」と言うような表記がどこかあった気がする。本当に私もそう思う。「先生」=「上に立つ仕事」というものは、それだけで、思い上がってしまいやすく、仕事柄、つい私的な場所でも命令口調になり、しきってしまいやすくなるからだ。本当に怖いと思う。

私はいずれ、再び教育の場に戻って生きたいと思っているが、この忠告だけは忘れまい、忘れたくない、と思って今ブログを書いている。教員は私にとって、至上の喜びの職業であるが、同時に先ほど書かせて頂いたとおり、一つ間違えれば「独裁者」的な、怖さを持つ可能性を秘めた「諸刃の刃(もろはのやいば)」的な面があるからである。

以前教員時代、「教員だって人間だから・・・」と仰った方がいらした。
まっこと、その通り、人間だと思います。

けれど、教壇は私は聖域だと思い、その職業を択んだからには、私は身を慎まなければいけないな、と思っております。それは最近余りにも教員の不祥事、具体的には猥褻行為、横領、暴力などが、目に余るように思えるから・・・です。
それを「教員だって人間だ」と言う理由で容認するのは、私は違うと思う。
それが出来なかったら・・・・出来ないにしても、少なくとも心得ておくのが、嫌なら、私は他の仕事につけばよい、と思ってます。
だって、生徒は先生を「少なくとも」人生のお手本、だと思っている、と、私は思うから。

だから、生徒に制服の着用を規則で言うのなら、私は教壇に立たせて頂くとき、できるだけスーツ姿、またはカーディガンなど、改まった服装で行った。
それが、「先生」として私に敬意を払ってくれる、生徒への私からの敬意、だったから。

・・・ま、偉そうなこと書いたけど・・・・・・・・時々、カーディガンの襟元に、クリーニングの伝票をつけたまま、スカートの後ろに×の糸をつけたまま教壇に立ち

生徒「シズコ先生!今日のスカートおニューだべ!?」
シズコ「え!?わかるわかる!?やっぱり、んだのよ~。おニューなんだあ~」
生徒「わかるわかる!だって、スカートの後ろに、『ばってん』付いてるもん」

・・・と言われ、慌てたのなんかは、もう数え切れない・・・

カーディガンの方は・・・

生徒「シズコ先生、今日のカーディガンきれいだんね?(=きれいなんじゃない?)」
シズコ「あ!やっぱりわがっかぁ~?」
生徒「わがるわがる!んだって、クリーニングの白いのついったもん!」

極めつけは・・・

生徒「先生!今日、寝坊したべ?」
シズコ「!?なして、わかんの?」
生徒「・・・んだって、髪寝ぐせ、ついったもん!」

ああ!恥ずかしや!・・・・こだなもんだっけ、私の教員時代は。
んでも・・・・めんごい生徒ばっかりだっけず・・・

どれ、教会の掃除さ、もどっかね・・・・。

お掃除はトイレ掃除をさせてもらいました。やっぱり新人はトイレ掃除からだよね。(一応・・・婦人会の中では新人だと思ってんの!)というわけで、久しぶりにトイレ掃除させてもらいました。

でも、ねっつぐ(=念入りに)はしなかったよ。毎週のことだし、できたら今年は「継続」の年にしたいと思ったから、そんなに「かちかち」にならず、お家のトイレ掃除と同じように、でもわかんないところは婦人会の先輩方に教えて頂いて、無事お掃除も終わり、お祈りしてコーヒーと、美味しいじんだん饅頭を頂いて、帰ってきました。

同じ婦人会の友達Sちゃんが頭痛を押して来てくれたよ。
他の婦人会の方もそうだったけど、Sちゃんも私が掃除に来たの、びっくりしたみたい。(いつもお願いしてるからね!!)「シズコさん、居たっけの?びっくりした!」とSちゃん言ったから、私も「私もびっくりした!」と言って、その場にいらしたYさんと三人で大笑いした。

こういう風に言えるのが私のいいとこじゃないかな~と思ったよ。(ちょっと自分を褒めすぎかなっ?許してね~

ありゃ~龍馬伝のこと、書く余裕、無くなったはね?

明日第二回、見でがら、書かせてもらいますは~(「は~」と語尾に付くのは山形弁の特徴なの。意味は別に無いんだ・・・と、思う

龍馬伝、良いっけなあ・・・・。

これだけで、ブログひとつかけそうだから、明日以降に取っておくね。

今日の聖句は、ずーーーーーーーーーーーーっと、このところ祈る時、神様が私に与えてくださる聖句です。
2007年の南部教会の、年間聖句だったんだっけ。
なんだか、この聖句思い出すと、ほっとするんだ。

ほっとするって、安心すっから、良いずねぇ。。。。

どれ、まもなく、今晩の「ダイエット脂肪燃焼野菜スープ」作りの時間だから
今日はここまでにするは。
今日は偉そうなごと書いちゃったなあ・・・。
私のために、祈ってけらっしゃいなあ~。


今日の画像は、誰でしょう?わかる~?

これも、私が小学校の時、初めて見て、「素敵!この人」と思った俳優さんです。憧れったっけんだ、小学生のころ。

今日のお昼NHK「生活笑百科(せいかつしょうひゃっか)」さ、ゲストで出てたっけの。嬉しいっけ~
私、この人のファンだっけから・・・・さすがにお年は、昨日アップした石橋蓮司さん同様、それなりだなあと思ったけど、カッコいぐない?いぐない?

あ、辰っつあん!(ブックマークの「山形夢横丁」の管理人の「辰っつあん」のことだよん)では、ねーがら、安心してケロな。(なんちって)

じゃ、またね~

良い週末をお過ごしください。

お祈りしてブログアップしまーす。インマヌエル・アーメン

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2 コメント

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いしこう です (いしこう)
2010-01-10 06:32:16
シズコさん おはようございます☆
今日のブログはいろいろ書かれてますね^^
とても参考になります♪
神様がシジコさんを守ってくださって
いることを思います☆
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いしこうさん☆ (シズコ)
2010-01-11 11:30:13
いしこうさん、いつもブログ訪問&コメント&お祈り、本当にありがとうございます。

>今日のブログはいろいろ書かれてますね

本当ですね。仰るとおりです。ちょっと、偉そうに書いちゃって、アップしてから「どうしよう!」と実はちょっと、反省してました。


>神様がシジコさんを守ってくださって
いることを思います☆

ありがとうございます。
いしこうさんの今日も、神さまが側に居て、守ってくださいますようにお祈りして、コメントボタン押します。


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