road to GMAT 〜 Business School Days

米国ビジネススクールへ入学したいというゼロからの挑戦から、ビジネススクールライフの記録。

座談会でのお話 - William & Mary Mason Business of School -

2011-01-16 20:25:03 | Business School
昨日参加した、William and Mary Mason School of Businessの座談会での内容です。



Exective Partnershipがあり、ボランティアの大学近郊に住む、リタイアした方と
パートナーを組み、one on oneでいろいろと相談に乗って下さるというシステムが
あるという事です。

座談会を仕切っておられた松嶋さんもその一人で、授業の事、今後のキャリアの事など
親身になって相談に乗っておられる様子です。

松嶋さんは、Masonの卒業生ではないのに、東京のイベントにも出席されて、非常に
頼りになる存在だと思います。その熱心さに、感激しました。

アメリカの大学で唯一のシステムで、他の大学では真似できないそうです。しかも、
ボランティアで、そこまで深くは、なかなか出来ない事です。

又、企業のブランド価値の調査を請け負うという授業があり、実際に企業からオファーを
もらい、チームで調査して、プレゼンするそうです。ボランティアではなく、企業は
対価を支払い、その見返りを要求するという事です。

これは、貴重な仕事であり、卒業してからすぐに役に立つ事は間違いないと思います。

もはや、ケーススタディではなく、実務です。他の大学でも同様の事をやっていると
思いますが、昨日は詳しく聞く事ができたので、より具体的にイメージする事ができました。

Masonは少人数制で、教授が学生一人一人を良く把握でき、教授に直接質問もできるという事で 
じっくり勉強できそうです。

周りの環境も、遊びには程遠いらしく、勉強をする環境としては、申し分なさそうです。



又、治安が非常に良く、夜でも女性が一人で歩く事もできる環境だそうです。

でも、この話を聞いて、驚きました。アメリカは、夜は女性が一人で歩けない程、危険な
国なの・・・?

日本でも、深夜の一人歩きは、危険で避けなければいけませんが、でも時々、歩く事もあります。

でも、アメリカでは、もっと危険なのですね・・・

地域によっては、男性でも危険とか・・・?



昨日の座談会では、家族との付き合い方に話しが及びました。1年目は、授業について行くのに
必死で、語学力もアメリカ人より弱いので、毎日がいっぱいいっぱいで、奥様とのすれ違いが
起きて、険悪なムードになって、苦労したとか。

本人は、勉強で大変だと思いますが、家族も、その生活について行かなくてはいけないので、
頭ではわかっていても、つい不満が出てしまうのでしょうか・・・。

家族の支えがあっての留学でしょうが、私の計画にはない事なので、想像を絶します。

でも、お互いにいろいろな出会いがあり、日本に戻ってきても、今後の人生にプラスになる
経験になる事は間違いないと思いました。

お子さんにとっても、将来、留学を決意するきっかけになるかもしれないです。

留学する日本人の多くは、社費留学なので、昨日は、夏休みの過ごし方について、質問が出ました。

ちょっと、びっくりしたのは、企業によっては、3か月という長い夏休みの間は、帰国して
仕事をするように言われている企業があるという事です。

もし、休みを取る場合は、有給休暇扱いにするそうです。

日系企業らしいといえばそうですが、留学しているのだから、それは、ないだろう、と、思いました。

例えば、夏はヨーロッパで交換留学して、ヨーロッパを旅するのも、ありかもしれないです。

いずれにしても、ちょっと驚きました。大学には、夏休みはつきものなので、派遣する側も、
それを考慮して、学生らしい生活を送らせれば、良いのに。わかっていても、そこは、大人の
暗黙の了解です。



又、アメリカ大陸をマイクロバスで25日かけて横断しても、まだ休みが、ある、という
お話になりました。社費留学だと、時間的な余裕があるでしょうが、
私費留学では、旅行なんて、縁がないお話です。

その頃、私費留学生は、必死でインターンを確保し、就職にこぎつけなければ、いけません。

特にリーマンショック直後は、インターンそのものが減ったと聞きましたし、今もアメリカ経済は
完璧に回復したとは、言い難い状況です。



ボストンキャリアフォーラムへは、大学から飛行機代が出るとお聞きしました。他の大学は、
どうか知りませんが、充実した大学生活が送れそうな大学、という印象を持ちました。


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