2018.05.25(金)大阪にある「大阪労働学校アソシエ」へ聴講に行った。第6回目。7/20(金)迄毎週金曜18:30〜20:00迄14回(各¥500、回数券7枚¥3,000、14枚¥6,000:5月4日金は休講)、立命館大学経済学部の松尾匡教授の授業が開催されるので出席した。全12人。
【私のMemo】新自由主義と第三の道の誤解ー「リスク・決定・責任の一致」
1970年代まで国家主導型システム
↓
1980年代~転換
「転換X」?←新自由主義
第三の道 「小さな政府」へ
リスク・決定・責任→一致
↳コルナイ.ハイエク
ハイエク 自由主義思想家
ソ連型体制批判、ケインズ主義体制批判 戦後西側資本主義 〜1970年代「大きな政府」
決定 中央当局 統計化できない
現場の人々 情報 リスク 中央当局の決定者ー責任×
リスク 事前に予想できない ↪︎リスクの高い決定
影響 政府など
∴リスクを減らす 基準ー事前にわかる 民法・商法
現場 情報ーリスク 労働基準 (取引ルール)
リスク 決定→成功 リスク・決定・責任の一致
↘︎失敗 責任は自分でとる
新自由主義による民営化
橋下改革の発想
役所ーリスクのある事業 役所が民間企業のようになる事
↪︎トップーリスクのある決断⇨リスクの高い決定
リスク× 決定→一般民家
責任× リスクの影響
小泉改革 ↗︎リスクの高い決定
小泉首相 決定→影響 就職氷河期 → 自殺者
責任× 労働の非正規化 失業者
財政削減 ロスジェネ
新自由主義による規制緩和
○「国家戦略特区」 行政当局者ー裁量 決定 責任×
規制緩和 認める
認めない
民間人 事前にわからない リスク
影響
ハイエク: 裁量× 基準(事前にわかるルール)
○農協 漁業
学校法人、医療法人 ←資本主義企業の参入
〔事業〕 関係当事者
出資者 リスクが一番かかるところ
従事者 決定権=責任
利用者 決定権を持たないところ 補償
地域住民 リスクから解放
現段階では
通常は出資者リスクが一番高い
∴出資者主権=資本主義企業
従業者・・・決定権もリスクもない
経営決定の当否にかかわらず賃金は支払わなければならない
実際には経営判断ミス→従業者にも影響、失業、賃下げ
↖︎労働運動、補償、決定への影響
〔食品〕
出費リスク < 消費者の健康リスク
↪︎決定権ー消費者
生協
〔沿岸漁業〕
出費リスク < 従業者の事故リスク 出来高給
↪︎情報ー従業者
決定権は従業者 漁業ー合理的
〔介護・保育等〕
出費リスク < 現場のリスク
↪︎情報ー従業者
利用者
決定権は従業者、利用者が持った方が良い
〔医療〕
出費リスク < 医療事故等のリスク
↪︎情報ー現場の医師等
決定権ー医師、医療法人
医療関係者、患者、医療生協
〔航空、鉱業、鉄道〕
出費リスク=事故リスク
大 大
労使拮抗 労組潰しでリスクが増大
巨大企業
経営者 ←ハイエクの国家介入体制への批判があてはまる
決定
↓
リスク 現場 情報
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