については、かなり動きが出てきてます。まず、カインズホームで販売開始するらしいとの事。つまり、施工の楽さからして、ホムセで売っても大丈夫そう、という判断になっているのではないでしょうか。
あと、生コンポータル というサイトで、DIY法や、施工業者さんについての情報が詳しく出ています。修繕用の資材もあるようで、今後の床打ちコンクリはこれが主流になりそうな気配・・・・。
透水性コンクリートを床に打ったって、臭いが減るわけじゃないでしょ、むしろコンクリ内に尿が残ったら更に臭くなるのでは、という疑問もあると思います。それに対する対処を考えてなければ、オススメはしません。
動物でも人間でも、床は「滑らない」ことが一番肝心です。犬の骨折原因のNo1は、交通事故じゃなくて、自宅で飛び上がって滑ってこけて、だから。人間でも、大腿骨骨折や頭を打って動けなくなる、というのは意外と自宅の床が滑って、が多い。事故だけじゃなく、いつも滑りやすいと人間も動物もイラつくものです。
小動物や人間の室内事故は、フローリングの普及と連動しています。衛生的だってことで普及したのはいいけど、とにかく滑る。ついついピカピカにしてしまう日本人の習癖もあるんでしょうけども。
大動物の畜舎の床も、コンクリを打った時に、コテ仕上げにしてしまってツルツルにしちゃう、見た目は綺麗かもしれないけど、結局そのせいで滑って大怪我して廃用という結果になることもかなりあるらしい。こういう仕上げ法も見つけたのだが、馬の厩舎でこういう床は見た事がない。まあ、この仕上げ法でやっても、やっぱり使っているうちに床が摩耗して滑りやすくなっちゃう。馬の場合は蹄鉄のせいでますます摩耗しやすい。溝を掘る方法も紹介されているが、
これは、馬では無理。というか、牛でも水をどうにかしないと、と獣医としては思う。滑る原因は水も大きいので。溝切法は、多分溝と蹄の関係がスタッドレスタイヤみたいになってグリップを作っているのではないかと思うのだが、馬だと蹄鉄が邪魔してそうはならないでしょう。蹄鉄ってのは、蹄本来の性能を完全にダメにしちゃうんですよ。
透水性コンクリだと、そもそも水が溜まらないし。水はけが悪くなったら、高圧洗浄をかませばOK、のはず。でね、あえて床施工をテキトーにやる、というのがいいのではと思う。なんとなく凸凹がある床。野生の状態だったら、真っ平な床なんてそもそも存在しない。その凹凸が滑るのを防いでくれるでしょう。掃除のしやすさにはあまり関係がないのではないか。給餌するコーナーは通常のコンクリツルツル仕上げ+防水塗料を使って掃除しやすくする。清潔をいかにやりやすくするか、がポイント。
では、厩舎に染み付く悪臭を解決・改善する方法は?次回。
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