自分表現

家族に応援されながら、自由気ままに趣味の世界を楽しむ、自分への贅沢なご褒美

我が家の「幸(さち)」の事をもう少しだけ詳しくお話しします。

2018-01-16 15:20:27 | 日記
我が家にはオスの菊千代君とメスの幸さんの二人の猫ちゃんがいます



これが「幸」です。

幸は、2年ほど前の早朝、我が家の玄関で小さな声で鳴いていました。この幸の第一発見者は、「菊千代」でした。可哀想だったので、私が拾い上げようとして近づくと、人間が、あるいは私が怖かったのか、もの凄いスピードで、逃げて行ってしまったのです。その日は、姿を確認することができませんでした。

翌朝はほんの少し小雨が降っていました。
家の外で昨日鳴いていたあの猫ちゃんらしい子猫の小さな鳴き声が聞こえたのです。
鳴き声は、庭に駐車している車のタイヤハウス辺りから聞こえています。
私が近づくと逃げてしまうかもしれないので、次女にお願いしました。次女は、そーっと、そして、ゆっくりと、子猫のか細い声のする所に摺り足で近づいていきました。居ました、小さな体をより一層ちぢ込ませるかのようにした子猫が。
よーく見ると、昨日より元気がなさそうでした。
次女が手をさしのべても、逃げる気力も無くなってしまったのか、ジーッとしたまま動こうともしません。
そこで、次女は子猫の体を傷つけないように、そぅっと両手ですくい取るように自分の方に抱きかかえました。
体は、グッタリしているものの、鳴き声だけは、抱きかかえる私に抵抗するかのように、鳴き始めました。
次女は子猫を安心させるように優しく抱きかかえ、自宅の中に連れて入りました。
しばらくすると、子猫は鳴き疲れたのか、あるいは子猫なりに抵抗を諦めたのか、鳴くのを辞めて静かになりました。
子猫の眼は、目やにに覆われていて、目を開けられない状態であることを私は知りました。
可哀想に、片手の手のひらの上に、チョコンと乗る小さなこの子猫は、親猫から離れてしまい、きっと、独りぼっちで私の家の玄関に
辿り着いたのでしょう。

私は、この小さな子猫に、幸せになって欲しいと願い「幸子」と、名付けました。
片眼が開かないその子猫「幸子」の目を、ぬるま湯を染み込ませた脱脂綿で静かに拭いてみたのですが、どうも上手くいきませんでした。
そこで、先住民の菊千代が行く動物病院に連れて行ったところ、「埃によるアレルギー反応」との診断。
目薬を処方され、点眼の仕方を獣医に教えていただき、幸子を自宅に連れ帰りました。
私は、気が弱いのか、嫌がる様子を見せる幸子に目薬をつけるのですが、上手くできません。
そのような作業は、我が家では女性が優れています。
私は、点眼を女房や娘にお願いすることにしたのです。
幸子の目の病気は日を追う毎に快方に向かい、数日後には完治しました。
あれから、約2年が経過しましたが、「幸子」では呼びづらいのか、家族からは、いつの間にか「幸子」から「幸」に名前を変えられてしまいました。
今では、幸は、我が家で女王様のように暮らしています。
でも、本当に幸せ感に浸れているのでしょうか。私には分かりません。分かりませんが、自由気ままに生活する幸を見ていると、私自身も、そして家族も、何だか幸せ感を味わえるのです。



今日も、ささやいてみます。

2018-01-16 12:20:14 | アマチュア無線
今日は、午前10時から無線機のスイッチを点灯し、3.544Mhzをワッチしました。
いつもこの周波数で電波を出している方(Aさん)が、今日は、私が昔交信をして下さっていた方(Bさん)とお話をされていましたので、私自身ついつい懐かしくなり、
お二人の会話の中に入らせていただきました。
Bさんとは、10数年ぶりの交信になりますので、大変懐かしく感じました。そして、その会話の声からは、Bさんのお元気な姿が創造できました。
Bさんは、今月の下旬に奥様と伊豆へのご旅行を計画されているとのこと。Bさんの娘さんと私は、何故か毎年賀状交換をしていること。
等々の話をし、また近いうちに交信のお約束をしてお別れしました。
この会話の間、Aさんは遠慮されたのか、会話にお入りにならず、吉川町の河川敷にお留めになっている自家用車の中でお茶をお飲みになっていたようでした。
Aさんの貴重なお時間を拝借してしまい、申し訳なく感じましたので、Bさんとの交信が終わってすぐにAさんをお呼びしてみましたが、応答がありませんでした。
おそらく、この時Aさんは、お車から離れていたのだろうと推察されるところです。
Bさんの娘さんと私は、職種が同じなのですが、私が現役の時には、とうとう一度もお会いすることがありませんでした。
それでも、年賀状のやりとりだけの交流を今も続けていて、不思議なご縁を感じます。
Bさんの娘さんは、三人のお子様を育て、家庭ではお母様、ご主人に対しては主婦、ご近所には奥様、仕事場では職員を演じ分けていらっしゃる、立派な社会人です。

今回久しぶりにBさんと無線を通じてお話が出来たのは、遠く離れた所から電波を送信していらっしゃるAさんが取り持って下さったからに他なりませんし、Bさんの娘さんとの賀状交換は、Bさんが取り持って下さり始まったことなのです。