日銀総裁の任期って10年もあるのだけど

黒田総裁はすでに8年の任期を終えているのだけど，当初自分が掲げた目標を達成することなく，年数だけが経過したという感じですね。
2013年1月に、「物価安定の目標」を消費者物価の前年比上昇率2％と定めて、これをできるだけ早期に実現するという約束をしました。
さらに２年程度で達成するとも言ってました。。
ところが達成するどころか自体は悪い方向に向かうばかり。
実現するためには躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じるというのが口ぐせだけど，金融機関の収益悪化はすでに限界です。
同じ銀行という名前が付きながら親方日の丸の日銀とは全く別物だということがよくわかります。
黒田総裁はあと二年の任期で何をやるのか。
この記事を見る限り，小手先の微調整という感じですね。
策がないということなのでしょう。
それでも10年の任期を務めて勇退ということになるんだろうね。
国民からすれば約束を守れず経済を立て直すことができなかった責任を取ってほしいという思いです。