東京は緊急事態宣言が延長されたけど

今夜7時から菅総理の記者会見がありました。
毎度のことながらパッとしない会見です。
記者からの質問に対してまともな回答ができないのはいつものこと。
記者も少しは考えればいいと思うのだけど。
一問一答でまともに回答しないのなら，記者が連携すればいいんです。
今回の焦点は東京に緊急事態宣言を出してから三週間経つのに新規感染者が爆発的に増加していること。
緊急事態宣言をさらに延長してこれを食い止めるための対策は何か。
この質問に対して首相は，国民に危機意識を共有してもらうことだと述べていました。
これでは策がないといってるようなものです。
次の質問の記者はここを突けばいいのに全く違う質問をするから，結局中身のない会見が延々と続いてしまうのです。
尾身茂会長は「コロナ感染拡大阻止に向け『国民の複雑な心情に寄り添った情報発信が求められている』と語っているのに，その具体策を首相が答えられないというのは危機的状況です。
また，ロックダウンについての質問も出ていましたが，菅首相は外国ではうまくいかなかったと答えていました。
そんなことはないよね。
やらなかったらもっと大変なことになっていたでしょう。
一番悪いのは感染を恐れずに街で遊ぶ若者なんだけど，それならば首相は行動制限をかける法律を作ればいいんです。
命と憲法とどちらが大切なのかということです。
さらに東京オリンピックを中止するから国民も危機意識を持てと言ってもらいたい。
街でインタビューを受ける人からも「もっと厳しくすればいい」という声がたくさん出ているのだから。
これが決定打でしょう。