FM尼崎の再開局(免許継承)に際し、いちおう『サポーター』になっています。とはいえ、一般社団法人で『コミュニティFM』が成り立つのか、はなはだ疑問に感じています。近畿総通・放送担当係官も『彼らはイニシャルコストに目が行き、ランニングコストにまで気が回っていない。向こう5年間程度の事業計画で太鼓判が押せなければ、いつまでも免許保留できない』といいます。これでは『夏に再開局』どころか『予備免許』すら怪しいです。
【写真:コミュニティFMより、自分のムセンを楽しむ方が大事だわ】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆たかが10W程度のコミュFMに、なんでそないに、カネがかかるのカネ?。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
結論から言えば『カネがかかる経営をするから、カネがかかるだけ』です。
もっとも、従来の放送ビジネスモデルならば、
タレントに時間の切り売りをしてもらい、
所属事務所にピンハネされる分まで含んで、
ギャランティを払っているのが、コミュニティFM。
『リクエストください、メッセージください』を連呼すれば仕事になる。
数千万円のカネがいるのは『わかる』のですが、
要するに『利権がらみ』なわけで、
さらに『役所職員』の『再就職先』に『コミュニティFM』があてがわれ、
給与支払者の『付け替え』だったのが、コミュニティFMだった、というわけで。
やりたいならタレントを使わんで『手弁当』しかないんちゃうか。
朝日放送が『おかえり(夕方のワイド帯番組)』で、
5月17日に放送されたものがYoutubeにアップされていたので、
リンクを張っておきます。
まぁ、興味のある方は見てやってください。
こういう『構成』をするから、
再開局のスタッフは『イニシャル』にしか目がいかず、
ランニングにまで気がいかないのです。
朝日放送の編成も、あほやと感じます。
テレビ的には『らしい絵』が撮れて、
それなりに『尺』が埋まっただけの話で、
フツーに考えたら『ジブンところの商売敵』を取材すること自体、
ふざけた企画だと、私は感じました。
そもそも『行政が予算打ち切った』のも、
突然の判断ではなく、
3年程度にわたってレーティング調査を行った結果、
議会で『費用対効果』を計算して『打ち切り』を決めたものです。
いわば『生活者の総意』に近い判断だったといえます。
私は、FM波に固執せず、
インターネットの『ストリーミング放送で再スタートを』と提案していますが、
聞く耳を持ちません。
▲本当のコミュニティ放送ってのは『こんな感じ』のバックパックでもやれる。
予備免許が下りるまで、
追加サポートはやめておこうと思います。
そもそも『何もわからない人』が、近畿総合通信局に出向いて、
そこで『莫大なカネがいる』のに『初めて気づく』ていたらくですから、
仮に予備免許が下りて、落成も通り『本免許(免許継承)』されても、
5年以内に『また閉局』が目に見えています。(起業家の95%が5年以内破綻)
同局、過去に『市が出資した三セク会社も経営破綻』しており、
今回で『2回目の免許お預け(免停)』になっています。
1回目の免停は『短期』で免許継承されましたが、
今回は『中期免停』は避けられないと関係専門家は話しています。
居抜きの飲食店が長続きしないのと、同じ理屈なんですけどね・・・。
ちなみに、尼崎市は令和4年3月末まで26年間にわたり、
公費10億円をFMに溶かしたことに対し、
尼崎市民は『どう感じているのか』の方が『知りたい』ですわ。
ネッツトヨタ神戸が『クラファンやる』とか言うてますけど・・・。
みみっちいこと言うとらんで『年間30百万円出しますわ』なんて、
言わんでしょうね。
地域の困りごとというより『マイノリティの自己満足や』と感じますなぁ。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※SNSなどの他サイトへリンクやリツイートはご遠慮ください。
※Twitter等、拡散性の高いSNSでのコメント合戦はお断りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2023 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※下記の広告は本記事とは無関係です。