先日仕入れた真空管をテストしてみることにしました。
ここでもまろん隊員はお約束のチェックです。
一言でいえばやはり変わります!
TRIAXISくんですが、元々はMESA/Boogie 12AX7Aが5本ついています。
使うチャンネルによって真空管が違うようで、
Triaxisの真空管回路構成は以下のようになっているようです。
V1A = Input tube for Lead 1 :LD1選択時のみ使用
V2A = Main input tube / Gain tube for Lead 1 :ヘッドアンプ/LD1の時はゲインステージに
V2B = After EQ section :EQの受けバッファー
V4A + B = Lead 2 :LD2専用ドライブユニット
V3A = Pre Dynamic Voice
V5A + B = FX Return :メインアウト用バッファー
そして時間をかけて1本ずつ交換して、今回ゲットした真空管を装着しつつ、
良いと感じたものをそのまま装着することにしました。
こんな感じに取っては付けの繰り返しです。
最終的にはこんなセッティングになりました。
V1:RCA 12AX7
V2:RCA 12AX7
V3:RCA12AX7
V4:TELEFUNKEN 12AX7
V5:MESA/Boogie 12AX7A
クリーントーンはよりメロウに、
歪系は倍音が増えてエモーショナルになりました。
GE 5751も試したのですが、雰囲気は悪くないのですが、
若干音量が下がるのと、ちょっと音が細くなってしまうのですね。
ノイズが減るかと思ったのですがあまり変わらなかったので、
音質優先で12AX7をセレクトしました。
ただ、ノイズに関しては、残念ながら減ることはありませんでした。
むしろ若干増えたような印象もあります。
しかし、アンプ自体のトーンは暖かみと色気や艶がUpしたので良しとしましょう。
まあ、真空管ですから随時交換可能ですしね。
しばらくこれで音作りしてみたいと思います。
裏はこうなってんすね。比較的交換しやすいのかな?それにしても5本でしょ...エライっす!!お疲れ様です。
暖かみマシマシ、The真空管すね。
ポイントちゃいまっせ~!
真空管交換は非常に簡単なチューンナップですよん。
電源ケーブル作るよりも超簡単よん。
そんなに根気はいらないっす。(笑)
全ての組合せなんてとてもできないですから。
まずはV1だけを交換で、今回は2種類しか買ってないので、個体差は加味せずに3択、V1が決まったら次って感じでやりました。
それで基本パターンができたら手持ちの古いものやLow Gainのものと部分的に差し替えてみたり、適当かつ感覚的にやってます。(笑)
本当は大きい音でやらないとダメなんですけどね。
プリ部分に関してはバイアス調整はいらないですね。
なので交換し放題です。(笑)
楽しいですよ~
JimさんのKochも是非!
12AX7は互換性があって、以下のもので代替できます。
12AX7 > 5751 > 12AT7 > 12AU7
の順にゲインが高いです。
それぞれの球でもゲインの高いものや低いものがあるようで、そのあたりを組み合わせるととっても楽しいことになりそうです。
今回はVintage管をメインにやってみたんですが、現行モデルのLow Gain管も試してみたいですね。
しかも高額電話糞犬&RCA、、どんな音になるか凄く楽しみですね。
こりゃ我々だったら放っておけないでしょう!!(笑)
こやつの場合は、プリアンプ部に8つの回路があって、回路ごとに使うTUBEが違うってな感じのレイアウトみたいです。
なのでTwo-Rockみたいにフェイズインバーターとかそういう感じではなさそうですね。
高額電話糞犬・・・(爆)
相変わらず冴えてますね!
TUBEソムリエのやまさんにもテイスティングして欲しいっす。