主審のひとりごと

音楽(AOR,FUSION,Blues,etc)、黒白猫の「おせろ」ギター、DAW、バス釣り、ぐるめ、サッカーなど

◆FUJIGEN強化計画(その7) 実行!

2009年01月19日 | Guitar
先週の「オトナの休日」でのスタジオサウンドチェックを終えてみて、
蘭堂くんのバッキング系サウンドの完成度にくらべて、
フジゲンのそれはいささか力不足に感じた。

それというのも蘭堂くんはH-S-HでタップSWによるPUのタップを装備しているのだが、フジゲンに関してはさほど必要性も感じず特にフロントはハムのまま調整を続けていたのだ。

もちろんフジゲンのリア、センター、フロントのそれぞれのサウンドに大きな不満もないのだが、バッキング系で多用するハーフトーンに於いては、シングルコイルの持つ独特なしゃら~ん♪というサウンドがどうにも出ないのだ。蘭堂くんのシングルでのハーフトーンサウンドを使ってみて、ARION SCH-Z MODの効果もあってその良さを見直した感じだ。


改造はこんな感じで行った。

そういう意味では世の中のコンポーネントギターの主流がS-S-Hだということの理由にもなるね。

改造結果はフロントハムのトム・ホームズ独特のパキンとした感じはなくなったものの歌モノで必要とされるバッキングに使えそうなサウンドの幅がかなり広がったこと、リアとセンターのハーフの位相がおかしかったのも修正したのでもともとフジゲンの持っていた7色のトーン(実際には9種類)の使い分けが可能となりよりバーサタイルなギターになったことで一段と使いやすくなった。



そんな訳でFUJIGEN OS PROTOの改造履歴を・・

その1 ペグの交換
 Sperzelのロックタイプに交換

その2 アッセンブリ交換
 リア:Suhr Michael Landau Secret Humbucker 
 センター:Suhr FL Middle
 フロント:Tom Holmes J450
 ワイアー交換:BELDENクライオ処理
 ポット交換:スムーステーパーボリューム クライオ処理
       トーンもクライオでオープン時にバイパスするタイプ

その3 スプリング交換
 ESP Tremolo Tone Spring 装着

その4
 トレモロブロックに交換

その5
 Callaham Springに交換

その6
 クライオジャックに交換

その7
 フロントPUをSuhr DSVに交換
 コンデンサをOrange Drop → Cornell Dubilier 0.033uF400Vフィルムに交換
 タップSWを増設リア・フロントのタップ化
 

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6 コメント

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おっ! (博士)
2009-01-19 02:06:39
やはりタップSWはあると便利そうですね。・・・

PUぜ~んぶSuhrになりましたね。
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さぁ? (主審)
2009-01-19 08:57:51
>博士
>PUぜ~んぶSuhrになりましたね。

さぁ?(笑)

そうですね。
タップは歌ものやAOR・FUSION系のときに非常にいいんですよ。
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コイルタップ (やま)
2009-01-19 09:01:54
こちらのピックガードにもタップSWつけて、益々使い勝手が良くなりましたね。音も凄く良さそう~

これ、もう、原型と全く違う、別物になりましたね(笑)今度、弾かせて下さい。
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私も (りっちー)
2009-01-19 11:46:13
suhrのFLとか言うPUにしようかなと考えてます。
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いいすよ! (主審)
2009-01-19 12:26:53
>やまさん
見た目は初期に近づきましたね。
でも、別物ですよ。
凄く気に入ってます。
今度是非お試しを!
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なかなか (主審)
2009-01-19 12:27:35
>りちーさん
SuhrのFL値段の割には良いと思いますよ。
付いてるギターを一度試されると良いですね。
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