◆今日の通勤CD[Solid Ground/Bobby Caldwell]

え？JAZZですか・・

通産5枚目にあたる Solid Groundは、前作の路線をさらに発展させJAZZのテイストを加えたもので、よりお洒落なBobbyの世界が広がっている感じですね。この時代AOR系アーティストがどんどんJAZZに流れていきましたね。ジノやマーク・ジョーダンなんかもね。。。でも、まだ、その影響が出始めた感じで完全なJAZZアルバムではないんですね。ゲストにもTower Of Power、ギターにはマイケル・トンプソンなど、腕利きのミュージシャンを起用しており、打ちこみの雰囲気はありますが、全体的な音のまとまりがバンドっぽく感じます。2度ほどBobbyのステージをみたことがあるのですが、CDそのままのVocalパフォーマンスに驚きました。普通CDどおりになんてなかなか歌えないと思うんですけど、Bobbyはいとも簡単にCDどおりに歌っちゃうんですよね。本当に歌がうまいんだと思います。感動した！！（by小泉）(笑)
さて内容の方ですが、軽快な3連のピアノから始まる1.Don't Lead Me Onなんて、まさにBobby節、2.Stuck On You ではん長く愛されるようなJazzのスタンダードということで曲を作ったそうな。4.Janetではホーンとギターをフューチャーして都会的なAORになってますね。個人的には結構好きです。一応ギター弾きですしね。5.Without Your Loveはドラマチックで美しい曲ですし、パーラメントのCF曲にもなった9.Back To Youは女BobbyことMARILYN SCOTTとのデュエットですね。全体的に曲のクオリティは高いと思います。サウンドに関してはちょっとリバーブ系深すぎる印象もありますが・・・AORらしいキラキラしたキーボードや独特のシンセサウンドはやはりBobbyならではですね。

1.Don't Lead Me On
2.Stuck On You
3.Cry
4.Janet
5.Without Your Love
6.Promised Land
7.Don't Give Me Bad News
8.Solid Ground
9.Back To You.Duet With MARILYN SCOTT
10.Every Man