◆サッカー五輪代表 オランダ戦

消化試合とはいえ結果を残したいU23日本代表でしたが有終の美を飾ることはできませんでした。

既に1次リーグ敗退は決まっているものの、この試合に決勝リーグ出場の懸かる強豪オランダ相手にどこまでできるか？
何が通用して何が通用しないのかを見極めることのできる有意義な試合だと思い。
個人的には非常に興味を持ってTV観戦しました。

前半開始直後から積極的に攻めた日本は、今回の３試合の中でも気合の入った試合運びで試合に入ることができた。何度かチャンスもつくりほぼ互角の試合運びで前半を終えた。

オランダはオーバーエージのシボンとマカーイにバベルを前線にそろえ、個人技で日本のゴールを脅かす。後半になると日本の運動量も落ちセカンドボールがオランダに渡り始める。豊田、森重が積極的にミドルシュートを打つがこれも運に見放されてゴールには至らない。そして問題のPKシーンだが本田圭がバベルを止めようとして反則を取られ、28分にシボンにPKを決められた瞬間にすべてが終わった。
しかし、なんであそこを本田がケアしているんだ？？？
本来なら左サイドは森重だったような？？オーバーラップしたあとのカバーリングだったのかな？本田のマーク自体は気の利いた良いマークだったんだけどねぇ。

少々厳しい判定ではあるが０－０の試合運びの好ゲームであっただけに慎重に対応してほしかった。

さて、今回の３試合を見て細貝や本田拓也、森重、水元ら守備陣の頑張りが目に付いた。それに比べて攻撃陣のふがいなさが目立った。本田圭、梶山のパフォーマンスには個人的には非常に物足りなさを感じた。反町さんが遠藤と大久保を入れたかったのもそのあたりかもしれませんね。李に関してはなぜ途中出場なのか？コンディション不良なのか？豊田と李のまたは豊田、森本の２トップが先発でも良かった気がする。
豊田は高さでは圧倒的な強さを見せていたし、ポストも頑張っていた。足元もいけるみたい。すぴーどもそこそこあるので、どんどん経験を積んでほしい。そしてそこにセカンドストライカーが絡むというのが見たかった。本職がボランチの谷口にそれを求めるにはちょっと荷が重かったように思った。

谷間の世代と言われているが、個々のパフォーマンスに関してはレベルアップしつつあると思う。今後は個人の突破力と決定力さらに戦術練習をしっかりやってよりレベルアップしてほしい。