◆ブルージーなオヤジの休日

ギター兄弟のShinちゃんと
手持ちの最新機材のチェックってことで、

日曜の朝もはよからオヤジ二人で、
宮前平Cloud9スタジオで個人練習を利用してきました。
ここは以前EscadrilleやなべProjectでよく利用していたリハスタで、
新しいし広いし綺麗ということで、個人的には大好きなスタジオです。

さて、今回の検体くんたちです。



Shinちゃんの持ち込んだ機材は
James Tyler HD 2009 Limited（いつもの黒に鼈甲のやつね）
James Tyler Custom? スポルテッドメイプルトップ、マホガニーバック、マホガニーネック、２ハム
いつものPedal Train2

あっしは
蘭堂くん（Tokai SS48改）
清盛こと James Tyler Classic2002 SSH
いつものPedal Train2（清盛導入にあわせてBoosterをSOV-2からTimmyにChorusをLonuxからEWS ARION MODに変更しました。）

ネットからダウンロードした、ブルースのマイナスワントラックをバックに交互にアドリブ大会。（笑）
いやいや、これは盛り上がります！！
延々弾きまくったってバックバンドはいやな顔ひとつせず黙々とやってくれますからね。

ギターをとっかえひっかえしたり、プレイに緩急をつけたり、手元でVOLコントロールしたり、
エフェクターのセレクトを変えたり、音色をコントロールしたり、PU変えたりして、
アプローチを変えたり、まあ、多彩にいろいろ試しましたねぇ。

ネタ切れも続出感もありましたが、まあ、いろいろ試して楽しかったっすねぇ。
修行不足を痛感しましたね。
ギターを変えるとそのギターの音色にインスパイアされてフレーズや弾き方が変わったり、
ギターに弾かされちゃう感じで興味深かったっすね。

Shinちゃんのプレイはサウンドの良さはもちろん、
端正なプレイっていうのかな？きっちりと解像度の高いプレイをしますよね。
ブルースにおいてもアドリブ引き出しの多さが素晴らしかったっすね。
さすがです！

ギターや機材についても触れておくと、
ShinちゃんのHDはよく調整されていて、独特のコンプ感（ほんの少し出音が遅れて
その直後に音の塊がドーン！と来る感じ）が独特でした。
Fenderのアタック感がないっていうのかな。
でも、それはぜんぜんいやな感じではなくFenderのいやな部分がCUTされた感じで使いやすい印象でした。
特にギンギンなロックギターではなく大人しく優等生歌ものOKな一面も持ちながら、
まさにStudio Eliteな感じっていうのでしょうか？
結構ハードなサウンドまで行けるバーサタイルな１本でしたね。

新兵器のマホのチャンバードは、
フロントでもカッティングできる感じで、低音が若干欠ける印象はあるものの
これはセッティングや弾きこむ事でよくなっていくと感じましたね。
音が暖かくて、ブルージーな印象でした。でも普通に歌伴とかJAZZ系とかもこなせるし、
ハードロック系でなければ十分対応できると思います。

単体でのギターエフェクトチェックやボードのセッティンやサウンドチェックも勉強になりました。
２種類のドライブの使い分けコンプのキャラなど参考になりました。
自分のボードもここ２年くらいでだいぶ完成度が上がってきました。

蘭堂君も初めての大音量でしたが、これはアリですね。
以前に比べたら3ランクUPって感じで、Shinちゃんいわく
Joe Guitarっぽいってことで、リアハム（Suhr SSV+)の評判がよかったですね。
クリーミーでちょっとラウドな感じっていうんでしょうかね？
例のオクのフレット交換もいい仕上がりに驚いてましたね。
個人的には十分人前でも使えそうな仕上がりに満足でした。

今回初めて大音量で試した新規導入の清盛も、Shinちゃんのボード搭載のIlitch Twin Driveとの相性がやたらよかったりで、
メイプルネックとアッシュボディ？の歯切れのよさと抜けの良さで、まずまずの評価をいただきました。(^^)
Tylerならではの特徴やネックの調整を少ししたほうがよいとのアドバイスもいただきまして、
まずまず合格といっても良いでしょう。ClassicとはいえTylerらしさもあるし、今後も楽しみが増えました。
個人的にも例のテンション不足もあったことから、本当にこのギターでいいのか？
という「やっちまった？感」が拭え、購入は正解だったという確信できたし、
今後も更に可愛がっていきたいな。と思いました。良かったよかった。

終わった後はおしゃれなお店でオヤジ二人でハンバーグランチとコーヒーをのんびりいただき馬鹿話をして、
とても楽しく有意義な企画となりました。

お疲れ様でした＆またよろしくお願いします。