主審のひとりごと

音楽(AOR,FUSION,Blues,etc)、黒白猫の「おせろ」ギター、DAW、バス釣り、ぐるめ、サッカーなど

◆今日の通勤CD[Don't Look Back/Boston]

2006年01月16日 | CDレビュー(ロック・ブルース編)
2年後にリリースされたにも関わらず一枚目に勝るとも劣らないハイクオリティ!このアルバムのリリース時に我々ロックファンは狂喜乱舞したものでした。
相変わらずの独特のコシと艶のある太いギターサウンドは、まるで讃岐うどんのようだ。(笑) そこに強力なリズム隊という出汁のきいたスープに本醸造醤油のような、コクと深みのあるブラッド・デルブの美しいボーカル、こりゃ、まさに極上のめんつゆだ。(笑) そして薬味にツインリードとコーラス!いやいや、お腹がすいてきましたね。(笑)
1曲目の1.Don't Look Backを初めて聞いたときには、1stを聞いている人ならば誰が聞いてもBOSTONってわかるでしょう!そのくらい個性的、且つドラマチックでよく出来た曲ですよね。プログレ入ってるていう噂も・・(笑)
他にもロックの名バラードといわれている A Man I'll Never Be は素晴らしいですね。美しいメロディ、甘い中高域のボーカル+コーラスワーク!サビでの裏メロ的なディストーションを効かせた重厚なギター、ちょっとクラシカルなコード進行にドラマティックな展開!そしてとにかく泣かせるギターソロ!絶品ですね。青い影と音の使い方が似てるから、どこか懐かしい感じがするのかな? 他にも 5.Feelin' Satified や 6.Partyなどのロックナンバーも爽快ですね!センスのいいリフ+アルペジオにコーラス、ツインリードっていう方程式が常に出来上がっているのはさすが!1パターンなんだけど、それがらしくていいんです!(笑) だって、これじゃなきゃBostonじゃないですものね。(^^)
アルバム全体通して聞いても、捨て曲が無いし音作りもとてもうまいですよね。強烈に歪んだディストーションギターをエフェクトやEQで綺麗に処理している為、結構歪ませたリフやアルペジオでも、その一音一音が非常に粒だってクリアーに聞こえるんですよね。また、全ての楽器やボーカルをEQでぶつかるところをすっきりさせてたりするのかなぁ?ミキシングのレベルや定位もいいので、聞いてて気持ちいいです。トム・シュルツはエンジニアとしての能力もずば抜けているんではないでしょうか?普通これだけ色々な音をいれてギターも歪ませたら、ダンゴになっちゃいそうなものですが、それでも、すっきりとバランスよく聴けますよね。かといって迫力もあるし音も綺麗です。トム・シュルツ恐るべし!って感じですね。

1.Don't Look Back
2.The Journey
3.It's Easy
4.A Man I'll Never Be
5.Feelin' Satified
6.Party
7.Used To Bad News
8.Don't Be Afraid



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5 コメント

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これ、よく聴きましたん (やま)
2006-01-19 14:58:24
これ、高校時代のBAND仲間からよく聴かされました。

故に、ボストンはこれだけCD持っていますん。

あと、ブログはじめましたん。

http://blog.goo.ne.jp/sugarjazz/
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めんご (やま)
2006-01-19 15:05:16
主審、勝手にブログをリンクさせて戴きましたん。事後承認&リンクの程お願いしますん。
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らじゃ! (主審)
2006-01-19 21:51:49
>やまさん

おおっ!!

ついにBlogデビューっすね。

やまさんの文章好きなので楽しみっす。
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これ、素晴らしい! (EC)
2006-07-27 12:57:36
また、お邪魔します。これ、素晴らしいアルバムですね!A Man I'll Never Beはバンドでコピーした覚えがあります。この時代にこの音を出していたというのが信じられないです。ジャーニーの初期もこんな感じだったようなきがしますが…
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ども~ (主審)
2006-07-28 00:26:01
>ECさん

文句なしのアルバムですね。

最近リマスターしかもトム・シュルツ自身が?とかいう噂もありますね。お持ちで無い方は買い時かも!

お!A Man I'll Never Beコピーもやられてたんですね!この曲いいですよね。

あっしも練習してました。クラシカルでロングトーンもあったりでいいですよね!
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