主審のひとりごと

音楽(AOR,FUSION,Blues,etc)、黒白猫の「おせろ」ギター、DAW、バス釣り、ぐるめ、サッカーなど

◆今日の通勤CD [I Came to Play /Pul Jackson Jr]

2009年09月16日 | CDレビュー(FUSION編)
先日のPatti AustinのBillbord Liveにもサポートメンバーとして
来日して素晴らしいプレイを聞かせてくれたPaul Jackson Jrの1stアルバムです。

Paul Jackson Jrといえば、コンテンポラリーミュージックには欠かせない名うてのセッションギタリストで、時代的には Ray Parker Jr,David Williamsの後くらいの世代になるのでしょうか?
ヒットアルバムでのシングルトーンのカッティングから切れ切れのコード!
ん?誰?と思うと必ずこの人の名前を見つけるというようなことが何度も続き自分の中では要チェックのギタリストになり、ちょうどそのころ、まだBN東京が古い場所にあった時代に単独公演を行っていて観に行っています。

このアルバムの印象は一言でいえば、ブラコン打ち込みFUSIONみたいな感じとでも言うのでしょうか?
なんせ時代は打ち込み全盛期の1988年ってことで、
世の中はこの手の音が多かったですね。
スムースジャズっていうあまり個人的には好きじゃないジャンルもこの頃でてきたのかしら?

ただしやってることは全然カッティングの人ではなくジョージ・ベンソンやジョナサン・バトラーなどにも通じるJAZZをベースにした素晴らしいソロプレイを披露しています。

ただのカッティングおじさんだと思ったら大変なことになりますよ。(笑)
アール・クルーばりのアコギや歪ませたプレイもいけてます。
ボーカルナンバーの Lost and Never Found は素晴らしい歪みのプレイを聞かせてくれますね。名曲ですおススメです!

1. I Came to Play
2. My Love's For Real
3. Morning Joy
4. Personal Touch
5. Lost and Never Found
6. To the Curb
7. Let's Wait a While
8. Straight from the Heart
9. Great Is Thy Faithfulness


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4 コメント

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どもっす!!! (魂のヨシ)
2009-09-16 11:41:33
ポールくんが参加しているアルバムは結構聴いてます...主審さんが仰るように、「誰っ?」「あ、またか」ですが(笑)彼自身のアルバムはあまり聴いた事がないです。
ベンソンもそうですが、丸っこい太っちょな手から生まれるミュートしながら単音カッティング&ベンディング...恐るべしですね。ネック握ると肉圧で弦とのクリアランスがなさそうで(^^;)
ジョナサン・バトラー>久々だ、その響き...なつかしっ。
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ども! (主審)
2009-09-16 12:15:52
>魂のヨシさん

凄腕です。
どんなジャンルにも対応できそうなところがまた凄いです。
オクターブ奏法から、ディストーションまで。(笑)
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教祖様 (cont)
2009-09-16 16:15:58
僕にとっては仕事をやる上での大先生でした。
罰金具パターンが非常に多彩でよくできていて、このパターンがナイト曲が成立しないというのがいくつもありますね。
当然現場でそのパターンは譜面上になく、彼がその場でひりだしたのでしょうね。
だから仕事がひっきりなしにきていたのでしょう。
最近はアメリカンアイドルのハウスバンドでPRSのギターとFuchsのアンプでよくみかけます。
一回前面にギターをフューチャーした回があって、キャビに見たこともない大きなFuchsのロゴがありました。
テレビにでっかく映るから急遽Andyさんこしらえてのかなー
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なんと・・ (主審)
2009-09-16 21:34:24
>contさん

なんと・・教祖様でしたかぁ。
本当素晴らしいですよね。
なんでもそつなく幅広いセンスとテクニックですものね。

先日のPatti AustinのライブでもPRSはJAZZYな曲で使っていました。
アンプFuchsなんですかぁ。
ちょっとそこまでは確認できませんでした。
太いクリーンとナチュラルなドライブサウンドでしたね。
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