◆今日の通勤CD[Extentions/THE MANHATTAN TRANSFER]

同時レビュー企画

ってことで、ネットでお知り合いになったAORフリークことtahaさんと同時レビューしてみることになりました。お題はご存知スーパー・コーラスグループ　「マンハッタン・トランスファー」の傑作 Extentionsです。このアルバムといえば、なんといってもジェイ・グレイドンの仕事っぷりが素晴らしいですよね。プロデューサーとしてギタリストとして当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったジェイの実力を世に知らしめた作品の一つではないでしょうか？

内容はというと、音作りや曲のよさもさすがなのですが、とにかく色々工夫してますよね。Jazzを聴きやすくPOPに味付けした感じですよね。このアルバムでマントラのファンが増えたのでは無いでしょうか？さて、内容ですが、いきなり、あのWeather Reportの名曲「Birdland」に歌詞をつけてしまうという斬新さ、しかもシンセソロをヴォーカルで再現したりもしていますね。(笑) これはなかなか凄いっす。アイディア賞ですね。(笑)　アル・ジャロウもよくやるからやってみっか？のノリかどうかは？ですが・・(笑) また、参加メンバーもいいっすよね。ギターや鍵盤チームはかなりの贅沢ぶりですね。かなりお金かかってそうです。(笑)　それに、なんてったってJeff Porcaro＆David Hungateの我らが初期TOTOの史上最強リズムセクションもタップリ聞けますしね。しかもかなりFUSIONよりのアプローチですからね。TOTOや他のAORとは違った面もみえますね。そして、エアプレイで有名な 3.Nothin' You Can Do About It も収録されてますね。個人的にはAirplayの方が好きですが、、、あとはジェイ・グレイドンの数あるギターソロの中でもかなり評価の高い「Twilight Zone」のギターソロですな。見事なワイアー・クワイアーですね。イントロの変なフレーズも結構強力です。(笑)　一方で「Body & Soul」のようなスタンダード曲が違和感なくこなしちゃうのは凄いですね。とにかくPOPでお洒落で素晴らしいアルバムですね。バラエティに富んだ曲の数々がしっかりとプロダクションされてるって感じです。もちろんマンハッタン・トランスファーのメンバーの歌唱力と抜群のコンビネーションの素晴らしさはいうまでもありません。おすすめですよん！

THE MANHATTAN TRANSFER
TIM HAUSER
JANIS SIEGEL
ALAN PAUL
CHERYL BENTYNE

JEFF PORCARO(ds,bongo,anvil),RALPH HUMPHREY(ds),
PAULINHO DA COSTA(per,congas),DAVID HUNGATE(elb),CHUCK DOMANICO(b)
MICHAEL OMARTIAN(p,rythm arrange),MICHAEL BODDICKER(syn,vocodor),
GREG MATHIESON(p,syn,rythm arrange),DAVID FOSTER(p,syn),
IAN UNDERWOOD(syn),JAI WINDING(p)
JAY GRAYDON(elg,syn,vo),STEVE LUKEATHER(elg),JIMMY WYBLE(elg),
DEAN PARKS(elg),RICHIE COLE(as),DON ROBERTS(ts,piccolo)
GENE PUERLING(arrange),CLAIR FISCHER(cond)

1.Birdland
2.Wacky Dust
3.Nothin' You Can Do About It
4.Coo Coo U
5.Body And Soul
6.Twilight Zone/Twilight Tone
7.Trickle Trickle
8.Shaker Song
9.Foreign Affair