主審のひとりごと

音楽(AOR,FUSION,Blues,etc)、黒白猫の「おせろ」ギター、DAW、バス釣り、ぐるめ、サッカーなど

◆今日の通勤CD[Firewire/Larry Carlton]

2005年08月08日 | CDレビュー(ロック・ブルース編)
我らが御本家Larry Carltonのニューアルバムです。

まだ4,5回しか聴いてないんですが。。ちょっくらレビューいってみますね。メンバーはマイケル・ローズ(b)、ジェフ・バブコ(kb)、マート・ヘンバレン(ds)の3人との演奏を基本に、サファイア・ブルース・バンドのホーン・セクションが参加したセッション形式で作成されたアルバムです。そんなわけでチームワークはばっちりで、例によってご本家のギターは歌いまくっていますが、今回のご本家のギターサウンドはかなり生っぽい歪で、いつもの綺麗なご本家の音とは違ってどちらかというと、Renegade Gentlemanのときのようなワイルドな音色です。59'のGibson Lespaul Specialをかなり歪ませて使ったりしてるようですね。また、サウンド的には空間系を押さえ目にして(ほとんど掛けてないかも・・)アンプ直結のクランチサウンドで勝負!!って感じですかね。全体としてはかなりロック・ブルースバンド的なアプローチで、1曲目のInkblot 11はとにかくゴキゲン♪です。でも、ただアップテンポはこれ一曲で他は全般的にまったりとしたロック・ブルースなので他がちょっとダルいかんじかな。キーボードが全然目だってないので、コードがシンプルなのでストレートなロック・ブルース好きには良いのかもしれませんが、どうしてもブルーススケールっぽいアプローチが多くモダンブルースやAOR・FUSION系の好きなあっしにとってはちょっと面白みに欠けます。中ではクリーントーンの夢飛行系の 6.Goodbyeなんかはいいですね。でも、ドラムがFUSIONぽくなくてちょっとミスマッチだな。(笑) やっぱり繊細で華麗な御本家サウンドこそご本家の持ち味だなぁ。と感じる次第でした。

1.Inkblod11
2.Double Cross
3.Nakid Truth
4.Surrender
5.Big Troubke
6.Goodbye
7.Dirtee Don Us House party
8.The Prince
9.Sunrise
10.Mean Street
11.まごころ (日本盤のみのボーナス・トラック)
 

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2 コメント

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そうなんですよ (Sken)
2005-08-08 16:15:30
Renegade Gentlemanは、私はがっかりしました。

彼のやりたいことはこれなのね、って。

こちらが期待するのは勝手ですからね。

The Giftもちょっとがっかりでしたし。

Fourplayに入ってしまうし。って、

Fourplayは好きなんですけどね、リトナー時代は。

CrusadersやSteely Danを経験してると、

初めから期待値が高くなってしまいますね。
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やりたいこと (主審)
2005-08-08 22:55:36
前にも話が出ましたが、

・ファンが求めてるもの

・アーティストがやりたいこと

・レコード会社の希望

バランスが難しそうですね。



時代時代でリスナーも変わっていきますしね。

ちぃと今回のご本家は地から入り過ぎかな。
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