大相撲秋場所十四日目。
ここまで十三戦全勝の白鵬が二敗の豪栄道を破り優勝を決めた。
41回を数える。
そして場所中に横綱通算800勝。
今日勝って幕内通算1000勝だ。
前人未踏どころかまず出ない数字だろう。
元大関琴欧州の鳴門親方がまだ強くなってきているといっていた。
関脇御嶽海戦では自ら立って一見不利な体勢に見えたが相手の足が度のあたりにあるかを確認したようだ。
すぐ後に、相手の左足を右足で確認して攻め込んだ。
大関栃ノ心戦では、一瞬のスキを突いて土俵に這わせる。
ケガもあって若い頃のような取り口ができないのはやむを得ないだろう。
張り差しは横綱としてどうか?
などの声もあるが衰えた体力をカバーするためにはそれもやむを得ないだろう。
それで勝てない相手が弱いというだけだ。