今年は災害が多かった。
そのための補正予算成立を含めた臨時会。
安倍内閣が大幅な改造。
12人の新大臣が誕生した。
のっけから金にまつわる疑惑で何度も訂正した片山さつき。
国会答弁で、自分で大臣になったことを不思議がる大臣。
大臣になってひと月。
せめて所管省庁の基本ぐらい勉強しておけって。
しかも、前もって通告されていなかったと調べりゃわかるいい訳を記者の前で言い放つ。
これじゃあ在庫一掃内閣と揶揄されても仕方ないか。
じゃあ、質問する側はそうなのか。
蓮舫はさすが弁舌は立て板に水だ。
が、その内容はいただけないなあ。
まるで新米大臣いじめにしか映らない。
そりゃあ、オリンピックの金額を問うのはいいだろう。
が、それに答弁できないからといって嵩に懸かるのも如何なものか。
オリンピック費用の多寡を論じるならまだしも、だ。
彼女が民主党時代に行われた事業仕分けで口にした言葉は耳にこびりついている。
スパコンをめぐる所管担当に「どうして世界一なのか?二番ではだめなんですか?」と。
これには唖然としたね。
どこの世界に、例えるならアスリート或いは芸術分野でもいい。
世界大会に出場することはもちろんそこでトップになろうとして日々努力しているだろう。
端から二番を目指すなど、それこそ至難の業だ。
トップを目指しつつ結果として二番であったり県外であったりする。
そこから精進の日々が続くだろう。
いずれにせよ、揚げ足取りだけの質問はやめるべきだ。