いよいよフランス大統領選投票日が迫ってきた。
「極右」ルペン氏が先頭を行く。
フランスに住むイスラム系移民二世などが危惧を覚えている。
何としてもルペンだけは大統領にしてはならないと。
だが、仕事を追われ、仕事に就けない若者が多いのも事実だ。
EUをドイツとともに作り上げたフランスがその危機にある。
大国はEUにより発展したことは確かだ。
恩恵にあずかることのできない小国も多数ある。
一国の中でも宗教あるいは民族の違いで対立を深めている現状もまた間違いない。
資本主義という政治と経済の枠組みから抜け出す方策が今こそ求められている時代。
その方向へ舵を切るリーダーこそが真のリーダーではないだろうか。
資本主義はその役目を終えつつある。
その先を「社会主義」というかは別だ。
経済において国民の立場に立った「規制」が必要。
例えば、タックスヘイブン。
1%の富豪が99%の富を得る。
これが不都合でなくて何であろうか?
各国に共通する「格差社会」。
この差を埋めることこそが次の時代へ前進する方途ではないだろうか。