レスパイトとは、一時休止・休憩という意
障害や介護の必要のある人をケアする家族の、精神的・身体的負担を軽減するために、
デイサービスやショートステイ・短期入所といった事業所は重要な役割を担っています。
また子どもにとっては、学校や家庭以外の地域社会で過ごすための居場所でもあります。
しかし様々な影響でその環境で過ごすことがしんどい子どもも居ます。
その場合預ける側は、どんな環境でどの時間帯なら、混乱せず一定の時間を過ごすことができるのか、
そこを支援機関と共有し、子どもにとってもレスパイトととなるよう、利用を考えてみてください。
・短い時間なら利用可能
・曜日によっては長く過ごせる
・この事業所ならショート利用
・外泊の場合は朝一番で迎えに行くほうが良い
諸々、担当側と交渉して可能なところを見つけて利用してください。
家が一番落ち着けるのだとしたら、家以外の場所で不安材料の無い居場所を見つけることは確かに難しいかもしれません。
当人が一人で支障なく家での生活ができるレベルであれば、その必要性もあまり感じられないかもしれません。
しかし、家で過ごすという生活スタイルが完結してしまうと、
家族との関係性や生活スタイルが年月とともに変わっていかざるを得ないという現実がやがて訪れます。
在宅であっても流動的な支援サービスを受けられるよう、相談窓口との繋がりは持続しておきましょう。
くり上がり・くり下がり:サイコロ積み木を使う。(次は)頭の中で組み立てる。