冬休み。
クリスマスや年末の掃除、新年を迎える準備など、いろいろと気忙しくなるこの時期です。
Xmasケーキを買わないと、プレゼントはどうしようか、換気扇の掃除も、お正月の買い物、お年玉…
仕事をしながら、子育てや家のこともあれこれと、
同時処理でこなしていく日本のお母さんたちは、まさしくスーパーウーマンです。
世界では日本女性の社会的地位が先進国の中では低いと言われていますが、
バランスを持ちながら同時処理で仕事を勧めるこの能力はなかなか、秀でたものです。
もしかしたら、バランス感覚が強いがため一つの仕事に突出し能力を発揮できる土壌が育ちにくいのかも?、しれません。
日本の女性は長生きで元気な方が多い。
切り盛りしながら仕事をし、家庭を支え、そのうちに子どもが独立し自由な時間も増え蓄えもできてくる。
もともと女性はコミュニケーション能力が高いですから、
仕事リタイア後も社会参加をしながら生き生きと人生を謳歌している人が多いのです。
その点男性は…。それは置いときまして。
子どもはいくつになっても親から見れば子どもです。
そして、家に居る限り、何らかの衣食住のお世話を母はしてしまいます。
それができることが幸せでもあります(外部と繋がるより楽でもある)。
ではそれをいつまで続けるのか。
自分が亡くなった後も地域での暮らしを維持できる生活スキルが子どもにあるのかどうか。
維持するためにはどんな対策が必要になって来るのか。
厳しい現実、あるいは将来に起こるであろう現実を直視することはつらいことです。
でも、男性より女性のほうがバランス能力は高いのですから、
ここはやっぱり、元気なうちに勇気をもって行動を起こすしかない。
母の役割や妻の役割を卒業するという方向で、今出来ることは何か。
将来誰に、どこに、何を託すのか。
頭で考えるだけでは悩みが増えるだけになっていしまいますから、
実際に、一歩まず踏み出して行動起こしてみましょう。
その結果また次に何をすればいいのかが、見えてきますよ。
教室入り口に置いているオリーブの木。西日でも良く育つ!