月夜の晩。
生き物たちが寄り集まって、
人間について相談をしています。
人間は、分際をこえてしまったのか、
それとも、われわれと共存できるのか、
お月様は、どう思われますか。
月は何も答えない。
ただ、真実の光を降らすだけ。
私たちの知らないところで、
私たちのことを決して見逃さないものたちがいる。
それは、
私たちの体の中に住み、
眠りにつくと外に出て、
今日、一日を振り返る。
それを毎日し続けて、
あるとき、答えを出してくる。
「お前に、お前がこれまでしたことの結果を見せてやろう」
心臓をぐっとつかまれる。
真実の光を初めて見る。
その時、自分は恐ろしく盲目だったと気付く。
内なる声を聞き、生かされているのだと、知ることになる。
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