2022年5月5日(木)
立夏・節入り<五黄土星・八白土星・七赤金星・八白土星・二黒土星の並び>
今日は節入り。立夏だ。
普段、生活の中で旧暦を使うわけではないけれど、
私たちは、感覚というか、感性というか、
そういうもので、二十四節気を捉えることができると思う。
このことは、九星気学を用いる時、とても大切な要素の一つだ。
二十四節気名には意味がつけられていて、
立夏は「夏の気配が感じられる」と説明されている。
立春、立秋、立冬も同様に、「・・・の気配が感じられる」とある。
他の節気名にはない表現。
季節には、気配がある。
それを感じる取る感性が、私たちにはある。
今日は土・土・金・土・土の並び。しかも、3種類の土を持つ。
2022・5・5も、数字として土並び。
こういうとき、まずは、父母を思う。
その次は祖父母。
その次は、さらにその父母、祖父母・・・を。
思う、というのは、
なんとなく、だ。
具体的なことではなく、
つまりは気配。
自分の中にある、
父母の気配、祖父母の気配、さらに、その前の、さらにその前の・・・気配。
私たちは、そうした様々な命に導かれた存在だ。
その存在を、土に囲まれた金<七赤金星>と捉えてみたい。
祝福を受け、喜びに満ちた存在である七赤金星は、
一方で、変化に弱い存在でもある。
それまで守られていた安全な場所から、
変化の気配に導かれ、地中から顔を出す。
不安や恐れがあったとしても、
とうとう、動き出す時がきたようだ。
どんなものでも、最初のときは、
やわらかく繊細なものだ。
傷つきやすく、弱々しいかもしれない。
けれども、あなたの中に確かにある命の気配は、
その時を迎えたあなたを進ませる。
あなたを励まし、その一歩を踏み出させる。
新しい世界は、
あなたにとって、どんなものだろう。
何を見、何を聞き、何を感じるだろうか。
どんな経験をするのだろうか。
何を見、何を聞き、何を感じても、
どんな経験をしても、
あなたは常にそのたくさんの気配に見守られている。
明るい方へ。
明るい方へ。
立夏の光に顔を向けて。
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