心理学者のアドラーは、「人間の悩みは全て対人関係の悩みである」と言ったそうだが、悩みがなくなったら、この占い稼業は成り立たない。病人がいなくなったら病院経営が成り立たないお医者と同じ。だけど、心配はしていない。なぜなら、人類の歴史が始まった時から悩みがなくなったことはなかったし病気がなくなったこともない。「生きるとは苦である」とブッダは言い、そこから悟りへと至る道が始まった。けれども悟りの道を . . . 本文を読む
寒の戻り、「なごり雪」を聞く。(今日聞いたのは元ちとせさんが歌っているもの)
これまで何度も「なごり雪」を聞いてきたが、あぁ、寒の戻りに聞く歌だったのか・・・と妙に納得したのは初めてだった。***********************************
自然は、必ず次の段階に進むが、一方で、必ず、行きつ戻りつするようなタイミングがある。人間も同じ。必ず次の段階に進むが、一直線に進み . . . 本文を読む
早春の嵐だ。桜の花を散らす雨のことを花流しの雨というそうだが、梅の花を散らす雨のことは何というのだろう。今日は朝から風が吹きまくり時に雨もすさまじく降り満開に近い梅の花びらが遠くまで飛ばされていた。梅の花にいやおうなしに惹かれるのはその香り。同じ枝でも花によって香りが違う。香りがあるものは、咲きばなからもうにおいっている。徐々に大きく開いてもその香りは弱まらず、散りぎわまでにおっている。梅の香 . . . 本文を読む
空気のにおいが素晴らしい。春のにおいだ。2月のことを「光の春」ともいい3月は「音の春」ともいうそうだが(ちなみに4月は「気温の春」らしい)小さいころから空気のにおいが好きな私にとってまさに今日は「春のにおい」の日。生きるものすべての歓喜の声が目には捉えることのできな極小の粒子となって空気中に拡散している。のびのびと、許されて屈託なく香り立っている。生きている。生きて、私たちはがつながっている。** . . . 本文を読む