寒の戻り、「なごり雪」を聞く。(今日聞いたのは元ちとせさんが歌っているもの)
これまで何度も「なごり雪」を聞いてきたが、
あぁ、寒の戻りに聞く歌だったのか・・・と妙に納得したのは初めてだった。
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自然は、必ず次の段階に進むが、
一方で、必ず、
行きつ戻りつするようなタイミングがある。
人間も同じ。
必ず次の段階に進むが、
一直線に進み続けることはできない。
必ず、後ろから引っ張られるように、
あるいは前から押されるように、
のろのろと這うようにしか進めないことがある。
ある時は後悔や罪悪感が、
またある時は、敗北感や喪失感が足かせになることもあるだろう。
おごりやうぬぼれ、傲慢さによって足元がぐらつくこともあるだろう。
それでいいのだ。
自然が行きつ戻りつするのは
たわみがあるから。
私たちの人生が行きつ戻りつするのも、
たわみがあるから。
何かが変わる時
張りつめていたら変われない。
今日、そのことに改めて気づき、
タロットに感謝する。
なごり雪だって、降る時を知っているのだ。
次の段階に進む時、
少したわんで、
少し戻って、
それが予想していたこととは大きく違っても
そうなんだな、と、
自分をとどめる何かは
なごり雪のようなものなんだな、と知ってほしい。
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