空気のにおいが素晴らしい。
春のにおいだ。
2月のことを「光の春」ともいい
3月は「音の春」ともいうそうだが(ちなみに4月は「気温の春」らしい)
小さいころから空気のにおいが好きな私にとって
まさに今日は「春のにおい」の日。
生きるものすべての歓喜の声が
目には捉えることのできな極小の粒子となって
空気中に拡散している。
のびのびと、許されて
屈託なく香り立っている。
生きている。
生きて、私たちはがつながっている。
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初めての試みだが、
今日はソードのクイーンに手紙を書いてみたいと思う。
~親愛なるソードのクイーン~
いつも、その役割の担い手として、多大な緊張感と責任感を一身に背負っておられるあなたを尊敬しています。
その役割とは、
私たち迷い子が犯す、
物事に対する誤った理解、間違った解決方法、悲しみへの逃避行など
放っておくと、すぐに不幸へと突っ走りがちな私たちの行動に
常に正しい道を指し示すあなた。
その厳しさゆえに
あなた自身が誤解され、拒否されることもいとわずに。
うとましく思うこともあります。
自由にさせてくれ、と思うこともあります。
でも、本当にあなたがいなくなったら
私たちはどのように迷えばよいのでしょう。
真っ暗な道に迷っても
常にあなたの目が注がれ、必ずやあなたが明かりをともしてくれると知っているからこそ、
私たちは未知への一歩を踏み出せるのかもしれません。
ソードのクイーン。
あなたと私には、常に距離があります。
直接に心を開きあうには、私はまだまだ未熟なのです。
それでも、今日は、
あなたの深い愛と正義に
素直に感謝を表したいのです。
ソードのクイーンへ、心を込めて、この手紙を。
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