TOKIさんと今年初釣行。
行き先の空には黒い雲、今日も雨男になるのがイヤで、
雨雲へ『あっちへ飛んで行け~』と念じながら現着。
雨は降っていない、『よしっ!』と準備が終わった頃 雨。
しかたなく車の中でしばし待機。
20分後 雨もほぼ上がり、いざスタート。
川に降りてみて驚いた、すごい透明度。
いつもながら この水を見た時点でかなり満足である。
しかし 今回はこの先に、さらに素晴らしいものが待っていた。
遡行を始めて程なく、私の大好きな『苔ゾーン』に入ってきた♪
このよう函が次々現れる。
かろうじて登れるが、もう少し水量が多いと、完全にアウト。
函プラスこのような難所も待っている。
ガイドのTOKIさん、たのもしい人である。
このようなやさしいエリアでは、気持ちがホンワカとなる(^^)
今回は紅葉も楽しみに来たが、まだ少し早いようだ。
かろうじて色ずいた木が少しあるだけだった。
そしてまた ギリギリ通れる場所が続く。
しかし 渓相はこれ以上ないというくらい素晴らしい(^.^)
肝心の魚だが、ここはニジマスエリア。
大物の生息を期待させるポイントの連続だが、ほとんどアタリ無し。
このサイズのニジマスを数匹釣ったのみ。
しかし 浅く流れが緩やかなポイントで
大物がエサのすぐ後ろをずっとついてきたがUターン。
もう一度流すと、エサの所で大型魚体が翻った。
合わせるといきなり糸がプッツン、残念。
さらに遡行していくと、横から滝が次々と落ちてくるエリアに入った。
ステキな滝に思わず見入る。
ついに大きく高巻かなければならない函に到着し、
一番高く上がった所で、しばし休憩。
そこからは この先にあるいくつもの大きな函やたくさんの滝が遠くに見える。
TOKIさんの話では、あそまで行けばこの渓のベストビューポイントがあり、
『それはそれは素晴らしい眺めだ』とのこと。
ただし TOKIさんの説明では、そこまで行くには入渓ポイントからここまで来た以上の体力が必要なようです。
しかし私の左ヒザはすでに悲鳴を上げ始めており、ここで断念することに。
いつかそのベストビューポイントへ行くことがあれば、その時はサオを持たず
食料と水だけを持って挑戦するくらいのボリュームはあると感じました。
本日は滅多に見ることができない多くの滝を見せてもらい、
自分の手で触れるという体験もできました。
TOKIさんのガイド無しでは行けない場所でした、ありがとうございました。