こんばんは、ジョンがる隊長です。
先日の「電源の電力表記2」に対し、幾つかの質問が来ていましたので早速回答させていただきます。
■電源容量の余裕について
音質を考えた場合、クリーン電源の容量に余裕を持ったほうが良いと言われていますが、自分の考えでは、確かに合っていると言わざるを得ないです。どのような負荷状況においても常に一定の電圧で、歪の変化がないもの※が理想的な電源と思います。しかし、現在隊長が知りうるクリーン電源(特にレギュレーション機能を持った電源)は、負荷状況により電圧や歪に僅かながらも変化(変動)があり、それが聴感上の音質劣化?変化?につながっているものと考えます。
隊長もエンジニアの端くれ、1000VAといったらやっぱり容量一杯に消費されても、びくともしない電源を将来的には目指したいなぁ~。
※ここで言う歪(率)はTHD(トータルハーモニックディストーション)のことを指しますが、歪率の値に変化がないものとだけ言っているのではなく、出力波形に含まれる高調波成分のレベルまでも全て同じでなければならないと言うことです。
解りにくいですね!えーと、
つまり、歪率値が同じでも波形が変わってはダメということです。(あくまでも理想ですが・・・)でも、これができないから(できていないから)、負荷をたくさんとると音質が変わっていくんだと考えています。