夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

化学地獄……★

2015年04月13日 | 旅行


生のピーナツを塩茹で。これはこれでおいしいじゃない。
さあ、ピーナツミルクを作ってみよう。
少量の塩で茹でたピーナツと水をミキサーにかけて漉すと、見た目は生クリーム。



ピーナツはナッツ類ではなく豆類だから、これは結局豆乳かな。
コーヒーに入れてみる。うん、ミルクと言うよりピーナツ。
生ピーナツは塩茹でがおいしいかな。

新疆地区は「バダム」という、味も見た目もアーモンドにそっくりなナッツが特産。
この間回民街で500グラムを800円くらいで買ってきた。
次はバダムで試してみよう。

野菜中心の食事と適度な有酸素運動、55近くあった体重が1ヶ月半で50キロを切った。
ちゃんと栄養を摂っているし、激しい運動もしていない。決して無理はしていない。

一度健康志向に目覚めると、とことん追求してしまうのが悪い癖で、食品の表示をいちいち気にするようになった。
このチョコに入っている「植物油脂」とはなんだろう?
調べてみると……トランス脂肪酸!
中国の石油で作られた不味いチョコを避けて日本で買い込んだチョコ、半分がこのトランス脂肪酸入り。騙された気分。

それどころか、日本で買った食品、カレールー、つゆ、味噌に至るまで、商品のほとんどが化学調味料入り。
日本人はこれほどまでに化学におかされていたとは。
中国のことをとやかく言う立場ではないのでは?

これまで「お高くとまりやがって」なんて目で見ていた「オーガニック」。
今ではあたしの中で注目の的となった。

食在中国天国…☆

2015年04月12日 | 旅行
朝市でピーナッツを買ったら まさかの生!

ご無沙汰してました。"小忙しい留学生"じゅんちゃんです。
留学半年目の激やせから一転、チャイ食とうまく付き合うようになってからみるみる太り、55キロ近くまで行ってしまった。
今までの人生でなかった数字、これはヤバい。
体の中にイケナイ脂肪が溜まっているはず。からだのオイル交換をしよう!

目には目を、脂には油を。いろいろ調べて、やっぱりオリーブオイルが良いとわかり、油を控えるよりむしろ積極的に摂るようにしている。
そして最近?日本で話題というココナッツオイル。一瓶だけ手に入れたので試してみる。
一瓶だけだとすぐなくなるなあ……表示を見ると、マレーシア産。
ああ! マレーシア人二スカイが今帰国しているはず!
こんなところで留学パワー発揮?
買ってきてはもらえないだろうか。早速ニヤを通じてコンタクトを取ってみる。

残念、すでに西安に戻ったとのこと。
ちょっとしてからニヤから連絡があった。トルコ人のジャンフェイがシンガポール今シンガポールに勉強に行っていると。
最近すっかり麻痺していたけど、留学生活はやっぱり国際的なんだなあ。
3日後、ココナッツオイルを5瓶ほど手に入れた。

ココナッツオイルのせいか、一時ひどい吐き気と頭痛に見舞われて、初めて授業を抜け出した。
調べてみた。これがオイルの好転反応というものなら、身体がいい方向に向かって戦っているため起こるものらしい。そう信じることにしよう。

食事もなるべく野菜を多く摂り、食堂では炒め物を避け麺類など汁モノを食べるようにしている。
あるとき日本のコラムを読んだ。食の安全に関するものだった。
よくよく読んでみると、とどのつまり、「中国のものを食うな」と言っている。
中国に住むあたしはどうしろと言うのか……。

悪い油を避けるべく、なるべく自炊するようになった。
野菜中心の食生活は味気ないけどしばらくがんばろう。
市場のおばちゃんと顔見知りになり、「これおまけね」とパクチーをくれる。
気持ちはうれしいけど、大半の日本人にはきびしい。

食の安全に関する記事を昼休みなんかによく読む。
「牛乳は飲むな」……ええー!

読んでみると、なるほどな内容。こういうのを真に受けやすいあたしは、きっぱり牛乳をやめた。
となるとコーヒーが物足りない。数少ない楽しみが更に減った。
え? なんでも日本ではアーモンドミルクが流行っているとか?
これなら牛乳を使わずにコーヒーがマイルドになる。手作りできると言うし。
でもアーモンドはちと高い。中国でも100グラムで250円くらいする。
そこで登場するのが朝市で見かけたピーナッツ。500グラムで150円しない。
アーモンドでいけるならピーナツもありでしょ。早速購入。

部屋に帰ってうきうきで袋を眺める。
ピーナツにしては少ししわしわ? まあいいや。
ひとつ味見してみよう。あれ、薄皮が剥きにくい。
かじってみる。……えぐい。
いままで考えたことがなかった。ピーナツに「生」が存在することを。