残照亭の日日

残り少ない日々、自分の日常や古い話などを時々書きます。
故「藤沢周平」のファン。思い出の作品などを書いてます。

支援物資を渡さなかった役場職員

2024-01-06 | 日記

知人に聞いた、東日本大震災時の話

救援物資が山積みされていた「某お役所」に

あきらかに被災者と分かる、赤ん坊を抱いた若いお母さんが

姿を見せ、目の前に積まれている「紙パンツ」を指さし

「一個、頂きたい」とお願いしたところ

係員曰く「まだ配布先が決まっていないので、ダメです」と

断ったという

見かねた他の被災男性が「なんだ、山積みになってるんだから

渡してあげたら良いだろう」と

係員曰く「そんなことしたら、他にも沢山いる方にわたらなくなる」と

かたくなに拒否したという

すると、ぺつの被災男性が、テーブルを乗り越えて中に入り

「持って行きなさい」と、その若いお母さんに手渡してくれたという

・・・この類の話は、後日、沢山出て来て、お役所仕事に眉を顰める

人が沢山いた、という

直接聞いた話で、もっとひどい話・・・は、明日にでも。