残照亭の日日

残り少ない日々、自分の日常や古い話などを時々書きます。
故「藤沢周平」のファン。思い出の作品などを書いてます。

「ひだりよしなが」って、なに?😒

2024-01-14 | 日記

私が生まれ育ったのは、東北のはずれ海の近くだった

正月の飾りは、1月15日の小正月に、海に流す風習があったが、

ある時期から「海を汚す」という事で、それまで一部で行われて

いた「どんと焼き」に出すようになった

「左義長」という言葉は、ずっと後で知った

初めて聞いたときは、菅原道真とかの一族で「左大臣・義長」と

云う人でもあろうか、と思ったものだ(恥ずかしや)

それが、「小正月」というのは「太古暦」の正月にあたり、

いまもその名残として、残っているのだと知った

そういえば、生まれ田舎では「小正月は、女正月」だから

女たちの休む日、と伝わっていた

さて、「左義長」だが、平安時代に正月15日(または18日)に

三本の竹や木を結んで三脚にして立て、ここに「しめ縄」「松飾」

「達磨」「書初め」などを積み上げ、焚き上げたという

この「三脚杖」が転じて「左義長」(所説有り)となった・・らしい

という事を知ったのは、高齢者の仲間入りをしてからだった

知らないことは、山ほどあるナ~