残照亭の日日

残り少ない日々、自分の日常や古い話などを時々書きます。
故「藤沢周平」のファン。思い出の作品などを書いてます。

2024-07-10 | 日記

新聞記事の多くが、終戦の記事を載せ始めている

"私の戦後"だの"空襲を逃げ回った"とか・・・

戦後すぐの生まれの私には"傷痍軍人"が、物乞いしている姿が

"戦争"の爪痕として、心に残っている

近くに"防空壕"もあったが、我々ガキどもの秘密基地になった

何時頃からか、そのどちらも見なくなった

一度だけ、母から戦中の話を聞いたことが有る

「誰もが、日本は負ける。と思って来た頃、大空襲に遭って近くの

小川に飛び込んだ。普段なら足も入れない川なのに・・」

「"負けるんじゃないか"と口にして聞かれたら、役員さんが何人も

押しかけて来て、非国民メ」と、それはそれは怖かった

終戦後、平然と過ごしていた役員さんも多かったけど、袋叩きに会うような

人もいた・・・

小学校の時「特攻隊帰り」という算数の先生がいて、我々子供たちの

憧れの人だった

 

ロシアもユダヤも、いい加減にしてくれよ

お前たちだって、戦争で苦しんだ経験をしてるじゃないか

 

地球のすべてが「平和」だったという事は、有ったのだろうか