残照亭の日日

残り少ない日々、自分の日常や古い話などを時々書きます。
故「藤沢周平」のファン。思い出の作品などを書いてます。

虫集く

2024-10-05 | 日記

虫のなき声を、聴き分けるほど風流ではないが

陽が落ちてから、深夜までうるさいほどに、鳴いている

まさに {虫すだく} {虫しぐれ}状態だ

10坪弱の庭だが、除草剤や農薬のような類は、蒔いていない

先日も、どこから現れたのか"きりぎりす"が、網戸にへばりついていた

ポンッと、押してやると庭木に飛び移った

住んで間もない頃は、"とかげ"が水飲みしていた

蝉も紅葉の木にとまって、喧しくしていたが、どっちも引っ越したようで

いつの間にか、見かけなくなった

周りの家々は、除草剤を撒き、庭木の剪定などを丁寧にしている性も有り

虫も鳥も、住みにくいのだろう

数年前には、野鳩が庭木に巣食って、数年来ていたが今はどこ行ったのか

鳩の求愛の鳴き声も、懐かしい自然の音色だったのに・・

ここに住み始めたころは、まだ畑地が広がっていたが、今では住宅で

びっしりだ

秋の夜長とはいえ、虫の住家も少なくなっているのだろうか