残照亭の日日

残り少ない日々、自分の日常や古い話などを時々書きます。
故「藤沢周平」のファン。思い出の作品などを書いてます。

才能

2024-10-11 | 日記

昨年三月から発足した話芸の集まりで、最初からのメンバー九人で

各々、10分以内の短い「語り話」を作ることになった

曲がりなりにも作ってきたのは、男四人

昨日、作品(?)を見せ合った

K氏は、自分の生きて来た思いを、語りに作った

G氏は、大相撲「谷風」の話

私が最も驚いたのは

N氏の、「お米の一生」の語り

簡単に言うと、田植えから白米になるまでの手順なのだが

なによりも、日々食する"米"を語りにするという発想は、私にはなかった

五分ほどの話なのだが、これが圧倒的臨場感を持って、語られるのだ

"才能"は、こういう時の発想力でもあるのだろう

自由に作って良いのだから、目の付け所はやはり"才能"だと思う

N氏は30代半ば、専業農家である

農家だからだろう、というのは"コロンブスの卵"というものだ

ちなみに私は、武将の初陣に関する話を、語りにした

普通の発送でしかない・・・わたしゃあ、凡人だ