道標の上に、足柄山の金太郎像
先日行った「佐倉草ぶえの丘」日本の野生バラコーナーでみた
サンショウバラが今が見頃と知り(6月9日)、不老山(ふろうざん)に出かけた
丹沢山地の西部、神奈川県足柄上郡山北町と静岡県駿東郡小山町の境にあり
車で行くには行きやすいと思い、東名御殿場ICで下車、246号にむかった
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東名高速御殿場ICから国道246号との交差点を厚木方向へ向かい、
湯船トンネル先の中島の立体交差を下りて金時公園の看板に従って右折、すぐに左折し、
T字路を右折すると左手に入口があります。
登山者は奥の第2駐車場を利用します。
登山口は第2駐車場に向かう道の脇にあります。
(参照:山旅旅)
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サンショウバラ(山椒薔薇)は
富士箱根地区のみ自生する、別名ハコネバラ(箱根薔薇)とも呼ばれるバラ科の可憐な花
葉が山椒に似ていることが名前の由来で、神奈川県箱根町の町花に制定されています
金時公園第2駐車場(登山者専用)を利用、金時公園施設にいらした地元の方に登山口を聞く
「今年はヤマビルが例年の倍以上いるから、、、間隔をあけて登ってね」
(つまり1番目の人気配を察知し、2番目の人がビルに集中餌食になるらしい)
※ヤマヒル(山蛭)をヤマビルに統一しました
登山口に ▲ の掲示があります
里山のゴミムシか、オサムシか?
★立ち止まり、最悪の、、、(ヤマビル)
富士箱根トレイルコースなんですね
「富士箱根トレイル」は
富士山五合目(須走口)から西丹沢と呼ばれる三国山稜・湯船山・不老山を経て
足柄山系の金時山までを結ぶ総延長約43kmの登山道
登りきった上が、こんな状態
ヤマビル・チェック (キャァです★★★)
山道を通り抜けると、楽しみにしていた
地元の岩田澗泉(いわたたにいずみ、享年92歳)さんが描かれた
(朽ちて風化していたが)手書きの道標がまだあった
不老山への愛があふれる格言めいた言葉など
詳しくは風人社さんからの転載記事
三宅岳さん撮影による岩田さんの道標の写真は→こちら
林道に入ります
第一鉄塔
マツカゼソウ
イノモトソウ
第二鉄塔
この場所でピンクかかったノイバラを発見
ノイバラはバラ科の落葉つる性低木で、日当たりのよい場所に自生
特徴は、花柱が合着し1本の柱状になって突出し、托葉が櫛の歯状に深く細く裂けています
新東名
向かって左は愛鷹山、右は富士山(雲の中)、
ヤマタツナミソウ
ミズキかな
問題の標柱
蛇行したトラバース林道をため息つきながら、、、(*´Д`)ハァハァ
林道はだんだん下っていく???
それでもノイバラやウツギの花に夢中になって写真など撮ったが、、、
ノイバラとウツギ
ウツギ
ウツギに絡んだスイカズラは「金銀花(きんぎんか)」
ここで下りになっているのは、お か し い と気付く
引き返す
問題の標柱 ( ゚Д゚)ハァ?
不老山 1.7km の矢印が、やや山にむいている
(のは引き返して理解した)
黄色線の方は考えもなく、1.7kmを真っ直ぐ林道を歩いた
岩田澗泉さんなら、
もっと分かり易く登山者の気持ちになって標識を作ったに違いない!
なんだか、家族もサンショウバラを見なくてもいいような気持になり、、
往路の山道・林道で
ヤマビルが、各自餌食になっていたこともあって、、、
それに、いつ雨が降ってもおかしくない曇天だったし(・´з`・) ね
こんな状態
林道より尾根歩きをしたかった
ヒメウツギかな?小さい
ハコネグミ or マメグミ?
サンショウの実
ミカン科・サンショウ属
これで由☆
復路で雲の隙間から「富士山」も見え、、なんだか満足したし
ヤシャブシ(夜叉五倍子)の果実
カバノキ科・ハンノキ属
帰りに、もう一度、、ピンク色イノバラを
登山口からこのススキの細道までが一番怪しい
二度とヤマビルに襲われないため?
「ハッカ油スプレー」をかけ~
今まで、妙義山・塔ノ岳でのトラウマがあり、、、
「さぁ駆け下りて行くぞおぉお」と夫
トレイルランのようにダッタダッタ、、一気に駆け下りていく
金時公園が見えて来た(ホッ)
下山後、細かくチェック
なんという?
持参した虫よけ「ハッカ油スプレー」の消毒用エタノール(アルコール)が良かったのか
ズボンにくっついたヤマビルは、クルクルうねり下に落ちた
そして塩は用意していたので、、「必ず退治して下さい」の通りに執行
南無阿弥陀仏
お目汚しに、、、
サンショウバラ
花の終わりは、柿のヘタのような見えます
出典:画像2点 庭木図鑑 植木ペディア
また標高は928mと1000mに満たないと思い「山と高原地図」は古くて置いてきた ((+_+)) なもし
等々、軽視してしまった!
低山ほど、人が踏み入れないので注意が必要だった
タフな道のりだった、歩いた割には不完全燃焼でした
18000歩
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