都立霊園
日曜日(9/24)、朝9時半には霊園に着いた
今年は永眠した親族がおり、少しづつわが家のお墓事情を知る事となりました
早速霊園近くの石材店に問い合わせ、段取りを勧めることとなります
問題は納骨室(少なくても3世代分の家族が納骨されている)
中は2段式の造りになっていますが、
コンクリートや石で頑丈に造られた納骨室は限りがあり
子々孫々のためにと造られたお墓も入る人が増え
お墓の中に骨壺を納骨するスペースがほとんどありません
夫は、ご先祖様を永代供養に移すことを長男(兄)に提案したが
石材店から、夫婦同士は一緒の布袋(納骨袋)に納める方法がある事を教えて頂いた
麻のような納骨袋だそうだが、もともと遺骨が土に還るようにと考えられたものらしい
コンクリートの納骨室は土に還ることは難しいが、取り敢えず長男と次男は納骨袋を選んだ
海外生活が長い長男は、今まで墓(冠婚葬祭)など無関心だった
(実父が亡くなった時、長男は日本にいなく、次男(夫)が相続した)
けれど、、今回は長年連れ添ったご自身の妻の納骨は、当たり前だけど前向きに動く
拘りなく親族の墓地を、当然のように考えていたのには驚いたが
ご先祖様も喜んだことであろうし、ホントに良かった
しかし、子供たちは海外在住・妻は外国人、またわが家は子供なし
先を考えると何れ「無縁墓」になることは分かっている
こうして日本人人口は減って行く
☆初夏に咲くユリを、墓標近くに植えたのが立派に育っていた
今年、戒名もない、ご仏壇・お墓もない方法を選んだ友人がいる
関西の実家は、お墓を守る人もなく墓じまいすることは、亡夫の遺言だった
桜の木の下で眠る樹木葬
娘たちの伴侶は外国人で海外永住生活、この選択は身軽に生きる断捨離だったのか
都立霊園の歴史
都立霊園は関東大震災後、大正8年の「都市計画法」によって
設計計画案が立案され、大正12年に完成をしています。
背景には当時すでに東京に人口が集中していて、墓地が足りなくなっていた事情がありました。
目指したのは欧米モデル、なかでもドイツやオーストリアの墓地を模範にしたといいます。
「日本で最初の近代的公園墓地」の設計を指揮したのは井下清なる人物で、
広大な土地に直線と曲線を組み合わせ、
芝生、並木や花を配して間を埋葬地とする壮大な墓地を完成させたのです。
大正12年4月の開園当初は、この見慣れない墓地に対する風当たりは強かったようです。
墓地の厳粛さや本来の精神を欠いているという批判もあり、売れ行きは芳しくありませんでした。
しかし、半年後の大正12年9月1日に関東大震災が起きたことで状況が変わります。
東京市内の寺院墓地が壊滅的な打撃を受けたのです。
震災は東京の区画整理事業を進めることにもなりました。
多磨墓地は奇しくも行き場を失った墓地の受け皿になったのです。
下記、「骨壺が入らない時の対処法」を転載いたします。
骨壺が入らないときの対処法
骨壺が入らない原因がわかったところで、対応を考えていきましょう。考えられるおもな対処法は、以下の5つです。
- 改葬する
- 遺骨を粉骨処理する
- 納骨堂に入れ替える
- 土に還す
- 合祀墓に移動する
改葬する
カロートを大きくしたいなら、お墓自体を建て替える必要があります。墓石自体が古い、遠方にあってお墓の管理に困っているなど、ほかにも懸念点がある場合は、改葬を検討しましょう。カロート部分のみを拡張できる場合もありますが、全てのお墓で対応してもらえるとは限りません。お墓を建ててもらった石材店などに相談し、対応可能か確認してもらいましょう。なお、カロート拡張工事の費用相場は10万円〜です。
遺骨を粉骨処理する
遺骨を粉骨すれば、かさが減るためコンパクトになります。粉骨した遺骨をひとつの骨壺にまとめれば、入れ物が減った分のスペースを確保できます。粉骨処理に抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、宗教的には問題ありません。専門の業者に依頼して粉骨処理してもらいましょう。「ご先祖さまの遺骨をひとつの骨壺にまとめるのは、気が引ける」と思われる方は、それぞれの遺骨を小さな骨壺に入れ直す方法もおすすめです。
納骨袋に入れ替える
骨壺から遺骨を取り出し、納骨袋に入れ替える方法もあります。骨壺よりもコンパクトになり、無駄なスペースを発生させません。粉骨処理の必要もなく、大きな費用もかからないため、精神的・経済的負担が少なくて済みます。ただし納骨袋への入れ替えは、一時的な対処法でしかありません。納骨する骨壺が増えるにつれ、いずれまたスペースの確保に悩む可能性があります。
土に還す
カロート内部が土になっている場合は、内部に撒いたり埋めたりして土に還す方法があります。骨壺から遺骨を取り出してカロート内に撒くと、時間をかけて自然に還ります。ご先祖さまの遺骨から、土に還すようにしましょう。遺骨を土に還すのは、弔い上げのあとが多いようです。弔い上げとは、故人に対しておこなっていた年忌法要を終え、ひとつの区切りとする法事のことです。一般的には、33回忌か50回忌法要を目安として弔い上げがおこなわれます。
合祀墓に移動する
合祀墓とは、他人といっしょに祀られる大きなお墓のことです。お墓にこれ以上骨壺が入らない場合、ご先祖さまに合祀墓に移動してもらう方法もあります。ほとんどの合祀墓が永代供養付きのため、お墓の管理や供養をお任せできます。土に還す方法と同様、33回忌か50回忌法要のあとが適したタイミングでしょう。
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