大沢在昌の連作ミステリ短篇集『らんぼう』を読みました。
『悪人海岸探偵局』、『標的はひとり』、『冬の保安官 新装版』に続き、大沢在昌の作品です。
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ケンカ上等! 暴力で事件を解決してしまう凸凹刑事コンビが大活躍!?
事件をすべて腕力で解決する、とんでもない凸凹刑事コンビがいた!
柔道部出身の巨漢「ウラ」と、小柄だが空手の達人「イケ」。
”最も狂暴なコンビ”が巻き起こす、爆笑あり、感涙ありの痛快連作小説!
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1998年(平成10年)に刊行された作品… 腕は立つがキレやすく素行不良、ヤクザのみならず署内でも恐れられている、巨漢の大浦・通称ウラと、小柄だが空手の達人の赤池・通称イケの刑事コンビを主役としたシリーズ10篇が収録されています。
■ちきこん
■ぴーひゃらら
■がんがらがん
■ほろほろり
■ころころり
■おっとっと
■しとしとり
■てんてんてん
■あちこちら
■ばらばらり
■解説 西原理恵子
身長185センチ、体重100キロ・柔道部出身の大浦・通称「ウラ」、小柄ながら空手有段者の赤池・通称「イケ」… 凸凹刑事コンビの共通点はキレやすく凶暴なこと、、、
検挙率は署内トップだが無傷で彼らに逮捕された被疑者はいない… ヤクザもゾクもシャブ中も、彼らの鉄拳の前ではただ怖れをなすばかり。
被疑者を半殺しにし、チンピラの車をぼこぼこにし、拳銃をぶっ放し、カジノでは大暴れ――だが、そんな傍若無人で無鉄砲な捜査が、時に誰かを幸せにすることも?
情け無用、ケンカ上等、懲戒免職も何のその! ヤクザにも怖れられ、“最も狂暴なコンビ”と呼ばれ大活躍… こんな刑事にはゼッタイ捕まりたくない! 検挙率No1にして被疑者受傷率No1、凶暴コンビ大活躍の警察ミステリ!
現実離れした設定ですが… ウラとイケのハチャメチャなコンビが力で悪を抑え込むカタルシスは格別! 懲悪勧善の展開が愉しめました、、、
それぞれの生い立ちに関わる、決して恵まれているとはいえないエピソードも登場して、読んでいるうちに二人に対して親しみが湧いてきて、ありえねー と思いながら感情移入できたし、人情とユーモアのバランスも良かったですね。
イケの故郷でのエピソードで、イケの仄かな恋心が描かれ哀愁漂う展開が印象的な『ぴーひゃらら』がイチバン印象に残りました、、、
本シリーズ… もっと読んでみたいのですが、本作のみのようなんですよねー もっと描いて欲しかったし、長篇も読んでみたかったなー 次も大沢在昌の作品を読んでみようと思います。
『悪人海岸探偵局』、『標的はひとり』、『冬の保安官 新装版』に続き、大沢在昌の作品です。
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ケンカ上等! 暴力で事件を解決してしまう凸凹刑事コンビが大活躍!?
事件をすべて腕力で解決する、とんでもない凸凹刑事コンビがいた!
柔道部出身の巨漢「ウラ」と、小柄だが空手の達人「イケ」。
”最も狂暴なコンビ”が巻き起こす、爆笑あり、感涙ありの痛快連作小説!
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1998年(平成10年)に刊行された作品… 腕は立つがキレやすく素行不良、ヤクザのみならず署内でも恐れられている、巨漢の大浦・通称ウラと、小柄だが空手の達人の赤池・通称イケの刑事コンビを主役としたシリーズ10篇が収録されています。
■ちきこん
■ぴーひゃらら
■がんがらがん
■ほろほろり
■ころころり
■おっとっと
■しとしとり
■てんてんてん
■あちこちら
■ばらばらり
■解説 西原理恵子
身長185センチ、体重100キロ・柔道部出身の大浦・通称「ウラ」、小柄ながら空手有段者の赤池・通称「イケ」… 凸凹刑事コンビの共通点はキレやすく凶暴なこと、、、
検挙率は署内トップだが無傷で彼らに逮捕された被疑者はいない… ヤクザもゾクもシャブ中も、彼らの鉄拳の前ではただ怖れをなすばかり。
被疑者を半殺しにし、チンピラの車をぼこぼこにし、拳銃をぶっ放し、カジノでは大暴れ――だが、そんな傍若無人で無鉄砲な捜査が、時に誰かを幸せにすることも?
情け無用、ケンカ上等、懲戒免職も何のその! ヤクザにも怖れられ、“最も狂暴なコンビ”と呼ばれ大活躍… こんな刑事にはゼッタイ捕まりたくない! 検挙率No1にして被疑者受傷率No1、凶暴コンビ大活躍の警察ミステリ!
現実離れした設定ですが… ウラとイケのハチャメチャなコンビが力で悪を抑え込むカタルシスは格別! 懲悪勧善の展開が愉しめました、、、
それぞれの生い立ちに関わる、決して恵まれているとはいえないエピソードも登場して、読んでいるうちに二人に対して親しみが湧いてきて、ありえねー と思いながら感情移入できたし、人情とユーモアのバランスも良かったですね。
イケの故郷でのエピソードで、イケの仄かな恋心が描かれ哀愁漂う展開が印象的な『ぴーひゃらら』がイチバン印象に残りました、、、
本シリーズ… もっと読んでみたいのですが、本作のみのようなんですよねー もっと描いて欲しかったし、長篇も読んでみたかったなー 次も大沢在昌の作品を読んでみようと思います。
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