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『江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(9) 怪奇四十面相』 江戸川乱歩

2020年11月05日 22時00分00秒 | ■読書
「江戸川乱歩」の長篇ミステリ作品『江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(9) 怪奇四十面相』を読みました。


蜘蛛男 江戸川乱歩ベストセレクション(8)に続き「江戸川乱歩」の作品です。

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何度つかまっても牢をぬけだす「怪人二十面相」
今度は名前を「四十面相」とあらため、どうどうと脱獄を宣言した。
秘密をさぐるため拘置所にやってきた「明智小五郎」は、「二十面相」との面会のあと、なぜか世界劇場の楽屋へ…。
劇場では「透明怪人」事件のしばいが、まさに上演されている最中だった。
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月刊娯楽雑誌『少年』に1952年(昭和27年)に連載された「江戸川乱歩」作の少年向け推理小説シリーズの第8話目にあたる作品、、、

「怪盗アルセーヌ・ルパン」シリーズや「名探偵シャーロック・ホームズ」シリーズと並び、小学校高学年の頃に夢中になって読んだシリーズです… 懐かしいなぁ。


都内の拘置所に収容されていた「怪人二十面相」から新聞社に手紙が届いた… 『「四十面相」と改名し、新事業「黄金どくろの秘密」に乗り出す』と、、、

世間は大騒ぎになり、拘置所長も警戒を強める… 「黄金どくろ」とは何か? 「小林少年」がその謎に挑む!


暗号解読、洞窟内の探検、宝探し… 子どもがワクワクするような設定がふんだんに織り込まれていて愉しめましたねー 「怪人四十面相(二十面相)」が、人への変装だけでなく、今回はまた新しい手法で変装するのも印象的でした、、、

本作は「明智探偵」より「小林少年」の活躍が目立ちましたね… 「小林少年」の変装も楽しくて、子どもの頃を思い出しながら愉しく読めました。



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