昨晩天気予報を見ていたら、今度の冬は暖冬が予想されるとか言ってます。暑さにげんなりしながら聞いていると、このまま猛暑日や真夏日が延々と続くけど、まだ我慢しろと言われているようで、不快に感じるニュースでしたが、連日続いた酷暑も一応今日までで、明日の降雨とともにようやく暑さは収まる見込みだそうです(ほんとだろうな、気象庁!)。それでも平年に比べまだ気温は高いようですが、最高気温が30℃を切るなら、まあ何とか……という感じです。
さて、今日は日曜中山のメイン、GⅡオールカマーの検討をしてみたいと思います。なかなかの好メンバーがそろい、楽しみなレースです。
産経賞オールカマー【2023年9月24日中山11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)
産経賞オールカマーの過去10年データ、好走馬一覧(2023年9月24日中山11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)
まず、過去10年の3着以内に入った延べ30頭の傾向を見てみます。
1)前走(ステップ)
宝塚記念の6頭が最多で、以下、天皇賞・春、ヴィクトリアマイル、QE2世カップ、目黒記念、小倉記念、七夕賞、札幌日経opが各2頭となっています。連覇を目指すジェラルディーナにとっては好データですが、去年宝塚経由で1番人気だったデアリングタクトが6着に沈むなど、ここ3年、宝塚組は連に絡んでいません。
2)性齢
〇4歳 11頭 〇5歳 14頭 〇6歳 4頭 〇7歳 1頭 / 〇牝馬 10頭 〇騸馬 2頭
4・5歳馬中心で、6歳以上の年長馬は苦しい感じです。また、注目すべきは牝馬が優勢であることです。特にここ3年では6頭が馬券になっています。今年は、ウインマリリン、ジェラルディーナ、マリアエレーナの3頭が出走しますが、今年も牡馬たちを蹴散らすことになるのでしょうか。
3)芝2200mの実績
それから、JRAのホームページのデータ分析には、芝2200重賞の実績に注目との記事もあります。
……2015年以降の優勝馬8頭は全て4歳か5歳だった。この8頭を見ていくと、2016年のゴールドアクターを除く7頭には芝2200メートルのGⅠ・GⅡで掲示板に載った(5着以内に入った)実績があった。この距離の重賞にめどを立てているかどうかも、優勝候補を選ぶ際の判断材料になりそうだ。 (データ分析:産経賞オールカマー 今週の注目レース JRA)
該当する馬は9頭います。成績は左前の方が近走です。
・アサマノイタズラ :AJCC4着 セントライト記念1着
・ウインマリリン :エリザベス女王杯(22年=2着、20年=4着) オールカマー1着
・エヒト :AJCC2着
・ガイアフォース :AJCC5着 セントライト記念1着
・ジェラルディーナ :宝塚記念4着 エリザベス女王杯1着 オールカマー1着 京都記念4着
・タイトルホルダー :宝塚記念1着
・ノースブリッジ :AJCC1着
・マテンロウレオ :京都記念2着
・ローシャムパーク :セントライト記念3着
4)今回の宮田式バイオリズム
最後に、宮田式バイオリズムが◎の馬名を挙げておきます。
・アラタ 6・1・3・11
・ウインマリリン 6・2・1・10
・ノースブリッジ 6・0・1・6
・ローシャムパーク 5・2・1・1
距離実績や牝馬5歳など、ジェラルディーナには好条件がそろったレースですので、連覇はできないまでも、3着以内に入る可能性はそれなりに高いと思います。ただ、馬券的には別の馬をねらいたいところです。5歳馬ではノースブリッジ、4歳馬ではローシャムパークがおもしろいと思いますが、5歳の方がやや優勢と見て、今の段階ではノースブリッジの方を中心視しておきます。相手は、もちろんジェラルディーナら上位人気馬たちですが、希望的穴馬としては、そろそろ善戦マンから脱却してほしい6歳のアラタを挙げておきます。あと、一昨年の勝ち馬ウインマリリンの斤量57㌔は、ジェラルディーナが56㌔ですから、相対的に苦しい感じがします。はたしてどうなるでしょうか。
ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。今日から彼岸の入りなので、中日前ですがお墓参りに行ってこようと思います。ご先祖様も今年は暑いなあとこぼしていることでしょう。今日も一日つつがなく送れますよう祈ります。