土曜は所用でライヴ競馬ができないのですが、東京でメインの白富士Sほかリステッド競走が2つ組まれていますので、今日はこの2つをざっと「予習」してみます。順番で、まず10Rの3歳戦、クロッカスSからです。去年ここを勝ったのはロジリオンでした。今年もマイルや短距離路線の精鋭が含まれているかどうか。
土曜東京10R クロッカスS 3歳opL 芝1400
1)前走(ステップ)
好ステップは12月のGⅠ①朝日杯FSやその前の②京王杯2歳S、あとは今月の③ジュニアCです。①ではクラスペディアとエイシンワンド、②は同じ2頭の前々走で、直行の馬はいません。③ではスマッシュアウトがいます。
2)血統
過去10年を眺めて、あまりこれといった傾向は見えてきませんが、東京の芝1400の傾向では、父ルーラーシップのカレンラップスター、父サンデー系のティラトーレとフクシマコウヨウ、あとはロードカナロア系のスマッシュアウトあたりでしょうか。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
3)持ち時計
1400では、クラスペディア、エイシンワンド、プリティディーヴァ、フクシマコウヨウ、マイルではティラトーレが上位です。
4)結論
順当なら前走朝日杯6着のクラスペディアが最も適合的です。あとは前走フェアリーS2着のティラトーレに、巻き返しが期待されるエイシンワンド、米国帰りのエコロジーク、2連勝で臨むプリティディーヴァあたりでしょう。いずれも相応に人気になりそうで、馬券的妙味は今ひとつですが、あえて小波乱を想定して、もう一頭挙げるならば、距離を縮めて新味を出すかも知れないカレンラップスターがおもしろそうです。上位人気馬が強そうですが、
◎クラスペディア 〇ティラトーレ ▲エコロジーク △カレンラップスター……
でまとめてみます。
続いて、メインの白富士Sです。
土曜東京11R 白富士S 3勝C 芝2000
1)前走(ステップ)
好ステップは11月のウェルカムSとアンドロメダSですが、前者に該当する馬はいません。後者はトゥデイイズザデイとホウオウノーサイドが該当します。
2)血統
父系はロードカナロア(キンカメ)系とサンデー系が優勢で、たまにロベルト系が顔を出すといったところでしょう。でもこれだと出走全馬に当てはまるので(笑)、血統にはあまりこだわらない方がいい感じです。
3)宮田式バイオリズム
今回主力級でバイオリズムが適合的なのは以下のとおりです。
ウンブライル 2・3・0・6
グランドカリナン 4・2・3・10
マイネルモーント 4・6・1・4
レガトゥス 4・1・4・10
4)結論
開幕週なので冬場でも時計が出そうで、2分を切る持ち時計がないとちょっと苦しい感じがします。ここは前走の中日新聞杯で4着だったトーセンリョウに期待します。今回は斤量が2㌔増えて57㌔になってしまいますが、前々走の東京芝では58㌔で上がり33秒台の脚が使えていましたので、何とかなるでしょう。相手には、一応東京のこの距離でも勝ったことがあるルージュリナージュが55㌔なら有利と見ます。あとは、もちろんエリザベス女王杯4着のシンリョクカ、中山金杯2着で真価が問われるマイネルモーント、ここが試金石のグランドカリナンなど。去年このレースで5着だったグリューネグリーンも、今回ぎりぎり3着ならあるかもしれませんので名前を挙げておきましょう。ということで、
◎トーセンリョウ 〇ルージュリナージュ ▲マイネルモーント △グリューネグリーン……
でまとめてみます。これも人気馬が強い感じで、大波乱というのはあまり想像できませんが、どうなりますか。
開幕初日で東京は堅そうなので、狙うなら小倉メインのハンデ戦かもしれません。エコロレジーナ、シカゴスティングあたりは小倉の芝1200で良績があるのでねらい頃です。ビッグアーサー産駒がいれば……と思いましたが、該当馬がいませんので、今日はここまでとします。
明日は日曜の重賞に出走する各馬の追い切り情報を集めてみます。日曜日の東京は一日雨で道悪になりそうですが。本日もお読みいただきありがとうございました。今日も暖かくしてお過ごしください。
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