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レース展望と回顧、馬券術について

20250127(月) 根岸Sの展望

2025-01-27 | 展望
 まず昨日の結果から。1勝1敗で、やっぱり実績馬が強かったなというところです。中京は147枠が強勢と判断したので、朝予想どおり7⃣枠のカズペトシーンを軸に据えましたが、1⃣枠のサンデーファンデーを選択すべきでした。カズペトの末脚に期待しましたが、やっぱり中京はある程度前に行ける馬でないと、芝もダートも最後方からではキツいようで、想定した通りミッキーヌチバナと一緒に追い込んでは来ましたが、一線級相手ではちょい足りませんでした(〇数字は単勝人気順、数字は枠人気順、◎〇▲△の左は朝予想、右は週中予想、数字は追い切り評価の平均値、  はメンバー中最上位の評価)。
 
 中京11R プロキオンS GⅡ 
1着 サンデーファンデー ⑤4⃣  ー △ 2.0 
2着 サンライズジパング ①1⃣  ▲ ▲ 5.0
3着 ドゥラエレーデ   ③2⃣  〇 〇 3.6
*朝予想◎カズペトシーンは6着
 
 中山11R アメリカジョッキーCC GⅡ 
1着 ダノンデサイル   ①1⃣  ▲ △ 5.0
2着 マテンロウレオ   ⑥7⃣  △ ー 3.6
3着 コスモキュランダ  ③3⃣  ◎ △ 4.0
*朝予想◎コスモキュランダは3着(三連的中) 
 
 さて、今週から開催が東京・京都に切り替わります。トライアルレースも始まって、いよいよ今年最初のGⅠレースが視野に入ってきた感じです。まずはフェブラリーSの前哨戦の根岸S。去年を除いて、毎年本番で活躍する馬を輩出してきた重要レースです。今日は過去10年のデータをもとに、今回の狙い馬を絞り込んでみます。
 
 
1)前走(ステップ)と間隔
 ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇チャンピオンズC 6頭スレイマン⑬16着
 〇武蔵野S     6頭(※該当なし 
 〇カペラS     3頭クロジシジョー⑦2着 スズカコテキタイ⑧12着
 〇すばるS     2頭フリームファクシ①1着 サトノルフィアン⑥3着
                 バトルクライ④5着 ナスティウェザー⑤6着 
                 ショウナンライシン⑧7着 ベルダーイメル⑭9着
                 ペリエール③11着 メイショウテンスイ⑯14着)
 〇ギャラクシーS  2頭アルファマム③1着 ※該当なし 
 〇師走S      2頭アラタ⑦1着
  
 間隔で比較的多いのは中7週(チャンピオンズC、カペラSなど)と中10週(武蔵野S、霜月S)です。全体的に2/3が中7週以下で、前走から3ヶ月以上開いている馬は苦戦模様です。去年2着のアームズレインや3着だったサンライズフレイムはどうでしょうか。
 
2)性齢 ※頭数は延べ数
 〇4歳   7頭  〇5歳   8頭  〇6歳 9頭 
 〇7歳   1頭  〇8歳   5頭      
/〇牝馬  1  〇騸馬   3    
 
 6歳が最多ですが、去年は4歳が上位独占でしたし、あまり年齢差は気にしないでよいかも知れません。注目すべきは年長の8歳馬が健闘していることでしょう。8歳馬タガノビューティーの斤量59㌔は不利ですが、まだまだ衰え知らずで、ちょっと注意が必要かも知れません。
 
3)血統
 かなり難解な感じです。近年は父ミスプロ系(Kingmambo系)が4連勝していますので、この血脈で拾ってみます。
※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 ・コスタノヴァ    :ロードカナロア(キングカメハメハ)/母父ハーツクライ(サンデーサイレンス)
 ・スレイマン     :父キングカメハメハ(Kinbmambo)/母父Bertolini(Danzig)
 ・フリームファクシ  :ルーラーシップ(キングカメハメハ)/母父スペシャルウィーク(サンデーサイレンス)
 ・メイショウテンスイ :父ダンカーク(Unbridled's Song)/母父ゼンノロブロイ(サンデーサイレンス)
 ・ロードフォンス   :ロードカナロア(キングカメハメハ)/母父ダイワメジャー(サンデーサイレンス) 
 
4)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① 上位人気馬が好成績
  :①人気が8連対・複勝率80%/②人気は複勝率70%
 ② JRA重賞からの臨戦馬が中心
 ③ 東京のダート重賞で3着以内の実績馬が優勢:複勝率36.2%
 ④ 8歳馬の好走に注意
 ⑤ 勝ち馬は前走GⅠ組 or 重賞で①人気3着以内
 
 浮上するのは、タガノビューティーに、アームズレインサンライズフレイムバトルクライペリエール、最後にスレイマンですが、昨年は重賞実績のない馬が上位独占でしたので、データに反しますが、フリームファクシやロードフォンスなども一応評価しといた方がいい感じがします。
 
5)宮田式バイオリズム
 ・アルファマム     7・2・2・12
 ・アームズレイン    6・1・1・7
 ・スレイマン      5・5・3・7
 ・ナスティウェザー   4・1・2・4
 
6)結 論  
 まだ重賞実績のない新興勢力と既成勢力の評価の兼ね合いです。新興勢力では、ダートに替わってから強い競馬を見せているフリームファクシが一番手です。既成勢力の実績馬たちを押さえておそらく人気になるでしょう。ただ、2走前の1800で崩れたように盤石とはいかない感じです。もう一頭ロードフォンスもいますが、バトゥーキを物差しにすると、フリームファクシの方が上と見るのが妥当です。既成勢力からは、昨年2着のアームズレインが、前走を勝って3ヶ月余のステップで臨んできます。持ち時計をもう少し詰めてくれるとベストでしたが、フリームファクシと好勝負になるのはこの馬かなと思い、こちらを中軸とします。
 対抗はもちろんフリームで、その他では、乗り方次第のアルファマムもキング女史の騎乗でちょっと目が出てきました。あとは、去年3着で成績が安定しているサンライズフレイムに、バトゥーキバトルクライのほか、前走GⅠに敬意を表すればスレイマンも不気味ですし、ダート替わりですが、バルサムノートも意外にやれるかも知れません。8歳のタガノビューティーはどうでしょうか。斤量59㌔はさすがに届かないのでは、と思いますが。
 ということで、
 
 アームズレイン 〇フリームファクシ ▲スレイマン △バルサムノート…… 
でまとめておきます
 
 本日もお読みいただきありがとうございました。暦の上ではあと一週間で節分です。もう少し寒中が続きますが、引き続き暖かくしてお過ごしください。

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