Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

12/18(水) 阪神Cの展望

2024-12-18 | 分析
 有馬記念の話題はまだまだ尽きませんが、今日は前日土曜の阪神Cを検討してみます。GⅠかと見紛うレベルの好メンバーがそろって、かなりの激戦になりそうです。ここは是非馬券を獲って翌日の弾みにしたいものです。過去10年の3着以内の馬のデータなどを見てみます。
 
 
1)前走(ステップ) ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇マイルCS    8ウインマーベル⑩3着 セリフォス⑥6着
                  レイベリング⑭16着
 〇スワンS     5頭ダノンマッキンリー⑤1着 オフトレイル⑥2着 
                 トゥラヴェスーラ⑬3着 ダノンスコーピオン⑪9着 
 〇オーロC     3頭シュヴァルツカイザー⑨6着 オーキッドロマンス⑥15着
 〇スプリンターズS 2頭ナムラクレア④3着 ママコチャ②4着 
                 マッドクール③12着 ウイングレイテスト⑭14着)
 〇秋華賞      2頭(※該当なし
 〇京阪杯      2頭モズメイメイ④11着 エイシンスポッター②14着
 
 間隔としては、近年スワンS組が強いこともあって、中7週が好ステップですが、全体的には中3~5週(特にマイルCSの中4週)くらいが主流です。前走が京阪杯とキャピタルSの馬たちも該当するので、チャンスがあるかも知れません。
 
2)性齢 ※頭数は延べ数
 〇3歳  8頭  〇4歳  7頭  〇5歳 10頭   
 〇6歳  2頭  〇7歳  3頭         
/〇牝馬   6頭  〇騸馬   1頭    
 
 3~5歳の三世代中心とはいえ、他の重賞と比べれば、6・7歳の高齢馬も意外に頑張るレースです。牝馬が強い時期もありましたが、最近はややトーンダウンしています。今回牝馬の有力どころでは、ナムラクレアとママコチャなどがいますが、どうでしょうか。
 
3)血統
 父系は難解ですが、母系は母父ミスタープロスペクター系がわりと適合的な印象です。該当馬は以下のとおりです。
※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 ・オフトレイル   Farhh(Nureyev系)/母父Kingmambo(Mr.prospector)
 ・マテンロウオリオンダイワメジャー(サンデーサイレンス)/母父キングカメハメハ(Kingmambo)
 ・ママコチャ    クロフネ(Vice Regent系)/母父キングカメハメハ(Kingmambo)
 
4)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① 人気順度外視
  :①人気過去10年で2連対、⑥人気以下の好走例多し
 ② 前走④人気以内が好走
  :特にGⅠ・GⅡで④人気以内の馬は5・3・3・9
 ③ 距離短縮組が好走
 ④ 優勝馬には重賞勝ちの実績あり
 
 ③には合致しませんが、浮上するのは、前走GⅠスプリンターズS組のナムラクレアマッドクールママコチャの3頭です。あとは、エトヴプレ、モズメイメイ、セオ、ロジリオンがこれらを追うといったところでしょうか。
 
5)宮田式バイオリズム
 ・アサカラキング    5・2・0・8
 ・ウイングレイテスト  4・9・5・19
 ・オフトレイル     3・3・1・2
 ・シャンパンカラー   3・0・1・5
 ・ダノンスコーピオン  4・0・2・13
 ・ダノンマッキンリー  4・0・0・5
 ・トゥラヴェスーラ   4・5・2・24
 ・ナムラクレア     5・5・5・4
 ・ママコチャ      6・3・2・6
 ・モズメイメイ     5・0・3・9
 ・ロジリオン      2・2・2・5
 
6)結 論  
 前走スプリンターズSで上位人気になった3頭に1400のスペシャリスト・ウインマーベル、前走スワンSで1・2着となった3歳勢の争いと見るのが妥当でしょうか。勢いを買うなら3歳ですが、昨日のブログで触れたように、今年の3歳馬が古馬と御して特に成績がいいとも言えないので、ここはおとなしく古馬から軸馬を選ぶ方がいいのかなと思います。人気はルメールさんが乗るナムラクレアでしょうが、同距離の去年の京都牝馬Sで2着だったように、近年1200に特化して走ってきた同馬に、この距離は少し合わなくなっている感じもします。ならば、このレースを昨年勝ったウインマーベルの方が、リピーター出現傾向のあるレースだけに、適当かも知れません。前走1600からの距離短縮も好材料です。ただ、今回上のバイオリズムが全然合わないので、人気になり過ぎると凡走もあり得ます。そこでここは、ママコチャに期待して◎を打ってみます。去年は5着でしたが、スプリンターズSを制してから3ヶ月ぶりで、馬体をやや減らして臨んだものなので、今年はもう少し状態を上げてきてくれると期待します。相手は、まずはウインマーベルですが、一筋縄ではいかない激戦だけに、追い込み勢から3歳のダノンマッキンリーオフトレイルロジリオン、あと、京都牝馬Sでナムラクレアに勝っているソーダズリングがおもしろい存在だと思います。いずれにしても速い流れに対応して前で勝負できる馬に、追い込み勢から1、2頭という構図かなと思います。
 まとめると、
 
 ママコチャ 〇ウインマーベル ▲ダノンマッキンリー △ソーダズリング…… 
でねらってみようと思います
 
 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。まだまだ寒い日が続きます、明日はかなり冷え込むという話なので、どうか体調を崩しませんように。

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