今日は重賞ではありませんが、土曜京都のメインに組まれたopリステッドのベテルギウスSを取り上げます。12月としては例年にない大雪の報道が続きますが、こと関東については、冬の夜空の大三角のひとつベテルギウスが毎夜よく見えるのではないかと思います。中山のGⅠ前に一稼ぎとなるかどうか。現在の距離に変更された2017年以降の過去7年の3着以内馬の傾向から中心馬を探ってみることにします。
1)前走(ステップ) ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
〇福島民友C 5頭(サンライズアリオン⑤2着 ダンツキャッスル⑬12着)
〇師走S 3頭(サンデーファンデー⑦2着 エクセスリターン⑭12着)
〇カノープスS 2頭(ホウオウルーレット④1着 バハルダール⑥2着
サーマルソアリング③5着 マリオロード⑪8着
ホールシバン⑭15着)
〇錦秋S 2頭(※該当なし)
〇御陵S 2頭(※該当なし)
ちなみに、間隔としては、中4・5週(福島民友C・カノープスS)がベストで、3ヶ月以上のブランクのある馬は劣勢です。
2)性齢 ※頭数は延べ数
〇3歳 1頭 〇4歳 8頭 〇5歳 10頭
〇6歳 1頭 〇7歳 0頭 〇8歳 1頭
/〇牝馬 1頭 〇騸馬 3頭
4・5歳馬が優勢で、ほぼこの世代の争いです。あとは、騸馬に要注意ということならば、6歳のホールシバンがいます。
3)血統
流行廃りがあるというよりも、筋が見えづらく、かなり難解です。去年の1~3着に注目すれば、3頭ともキングカメハメハの血脈があり、特に2・3着は母父がキンカメでした。今年のメンバーで母父キンカメに該当する馬は2頭です。あまり当てになりませんが、一応この2頭を挙げておきます。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・アルムブラーヴ :父ブラックタイド(サンデーサイレンス)/母父キングカメハメハ(Kingmambo)
・ハピ :父キズナ(ディープインパクト)/母父キングカメハメハ(Kingmambo)
4)JRAホームページのデータ分析
重賞ではないので、今回JRAのデータ分析はありません。
5)宮田式バイオリズム◎
・サンデーファンデー 4・2・2・9
・ゼットリアン 4・4・1・8
・ダンツキャッスル 5・4・5・25
・ダンテバローズ 4・2・2・7
・デリカダ 4・1・0・4
・フォーチュンテラー 4・4・5・14
・フリームファクシ 4・2・2・7
6)結 論
前走GⅠチャンピオンズC7着から臨むメイクアリープが力的に一枚上と見るのが妥当でしょう。それから、去年2着のハピが二番手で、あとはホウオウルーレットやバハルダール、サンライズアリオンに、フリームファクシは距離がどうか……という大まかな構図を描いていますが、狙ってみたいのはサーマルソアリングです。芝からダートに転戦し、3連勝してop入り後もわりと堅実に走っていますし、前走の5着も、3ヶ月ぶりながら先行して崩れなかった印象です。走り慣れた距離に戻る今回はもう一段粘り腰を見せてくれるものと期待します。相手は、上に名前が挙がった馬たちに前走GⅢみやこSのダンテバローズとデリカダも加えないと間に合わないかも知れませんし、サンデーファンデーもちょっと怖い感じです。
まとめると、
◎サーマルソアリング 〇メイクアリープ ▲ダンテバローズ △デリカダ……
で、斤量差1㌔が意外に勝負を分けるかも知れません。さて、どうなるでしょうか。
ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。寒空が続きますが、どうか暖かくしてお過ごしください。
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