昨日は春の嵐で、花散らしの雨になってしまいました。せっかく満開になった桜でしたが、はかないものです。4月ももう皐月賞の週になってしまったので、しかたがないのでしょうけれど……。
今日は、その皐月賞の前に組まれた日曜阪神11RのアンタレスSを検討してみます。GⅠ前に一稼ぎとなるかどうか。
このレースの過去10年間の3着以内馬の傾向は以下のとおりです。
1)前走(ステップ) ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
〇名古屋大賞典 7頭(*該当馬なし)
〇マーチS 5頭(ラインオブソウル⑫5着 ニューモニュメント⑩9着
クリノドラゴン⑭10着)
〇ダイオライト記念 4頭(ハギノアレグリアス②3着)
〇名古屋城S 4頭(テーオードレフォン④1着 マリオロード⑧5着
ホウオウルーレット③7着 テイエムアトム⑬9着
リキサントライ⑩10着 トウセツ⑦11着
エナハツホ⑦13着)
〇東海S 3頭(ヴィクティファルス④3着 ミッキーヌチバナ⑧7着)
ちなみに、間隔で言うと、中2・3週が多く、全体的には間隔が短い方が好走する傾向です。連勝中のダノンマディラは9月以来7ヶ月ぶりのレースとなりますが、データ上はやや苦しい感じがします。
2)性齢 ※頭数は延べ数
〇4歳 7頭 〇5歳 9頭 〇6歳 9頭 〇7歳以上 5頭
/〇牝馬 0頭 〇騸馬 3頭
4歳から6歳で各1頭ずつというパターンがわりと多かったのですが、近年は7歳以上の年長馬も侮れないという印象です。
3)血統
近年雨の影響で馬場状態が一定でないこともあってかなり難解ですが、乾いた馬場なら父・サンデー傍系(サンデーサイレンス → 非ディープインパクト)が強い感じです。ここに着目して、該当馬を拾ってみると、
※ND=ノーザンダンサー系
・マリオロード:父キタサンブラック(ブラックタイド産駒)/オペラハウス(ND)
・リキサントライ:父ネオユニヴァース/母父タップダンスシチー(リボ-系)
・ヴィクティファルス:父ハーツクライ/母父Galileo(ND)
4)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
①前走単勝人気上位が好走:②人気以内の複勝率41.9%
②過去3走でダート重賞3着以内の実績馬が優勢
③前走距離1900m以上の馬が好走/1700以下は苦戦
④過去10年の優勝馬は単勝⑥人気以内/通算勝利数5・6勝
通算勝利数が7勝で1つ多いですが、最も要件に合致するのはハギノアレグリアスです。
5)宮田式バイオリズム◎
・サトノロイヤル 4・4・2・11
・サヴァ 4・1・0・12
・マリオロード 4・1・1・14
6)結 論
これは単勝1倍台になったとしてもハギノアレグリアスで逆らえない感じですし、相手もヴィクティファルスかミッキーヌチバナあたりで決まりと見るのが妥当ですが、競馬ですので、何か一頭くらい想定外の馬が突っ込んできてもおかしくありません(願望です)。穴をあけるとしたら、フェブラリーS勝ちのペプチドナイルと一緒にベテルギウスSを走ったホウオウルーレット、トウセツ、マリオロードのどれかでしょうか。次走の名古屋城Sでも一緒に走って着順が入れ替わっていますが、1頭だけに絞るならマリオロードでしょうか。あと、リピーターが目に付くレースですので、一昨年2022年のこのレースで3着だったニューモニュメントも8歳ながら怖い存在で、むしろ穴馬ならこちらかも知れません。
ということで、今日は、
◎ハギノアレグリアス 〇マリオロード ▲ニューモニュメント △ヴィクティファルス
でまとめておきます。
明日はお休みして、金曜に皐月賞の追い切り情報をまとめてみます。
本日もお読みいただきありがとうございました。今日は昨日とは一変して好天のようですが、風が冷たいですね。「別れ」を惜しんでもうちょっと桜を眺めていたいところですが、一日がんばりましょう。
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