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往年のスプリント二冠馬のフラワーパークが亡くなったそうです。文字通りの「快速馬」で、見ていて走りが心地よかった。32歳まで病気もなく生きて、大往生です。1996年当時は、自分も騎手もみんなが若く、レジェンドの武豊もまだ26歳でしたし、川田騎手などはまだ競馬学校にも入ってませんのでね。関係者のみなさん、長いあいだほんとご苦労さまでした。
32歳大往生フラワーパークが余生過ごしたスガタ牧場「病気もせず最後まで手がかからなかった」 - 競馬 : 日刊スポーツ (nikkansports.com)
さて、今日は来月のNHKマイルCのトライアル、阪神のアーリントンCを検討してみます。この時期に施行されるようになって7年目です。2019年には三連単100万超の大波乱になったこともありますが、今年は穴馬が潜んでいるでしょうか。
アーリントンカップ【2024年4月13日阪神11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)
アーリントンカップ(NHKマイルカップトライアル)の過去10年データ、好走馬一覧(2024年4月13日阪神11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)
1)持ち時計
時期的に降雨で馬場が重くなることがありますが(今年はたぶん晴・良馬場でできそうです)、良馬場ならば、全体時計で1分32秒台、上がり脚33秒台の速い決着になる可能性があります。去年は雨・重でオオバンブルマイが1分33秒9、その前はダノンスコーピオンが良馬場で1分32秒7でした。今回の出走メンバーの持ち時計上位は以下のとおりです(〇数字は人気順)。
参考までに去年の上位3頭の前走も見ておきます。
2)前走(ステップ):2018年以後 ※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順
ちなみに、レース間隔で多いのは、中8週で、オフトレイルが該当します。これに続くのが、中5週と4ヶ月で、前者にはジュンヴァンケット、後者にはアスクワンタイムとトップオブザロックが該当します。
3)血統
雨で馬場が重くなるかどうかの違いがあると思いますが、近年で注目すべきは父キングカメハメハ系の強さでしょうか。この血脈で該当馬を拾ってみると、 ※サンデー系= 、ノーザンダンサー系=
4)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析で強調されているポイントは以下のとおりです。
浮上するのはアスクワンタイムです。
5)結 論
近走の成績を度外視すればアスクワンタイムに白羽の矢を立てたいところですが、昨年夏に連勝していた頃の勢いを取り戻せるかどうか、疑問なしとしませんので、相手までに留めておきます。ここは川田騎乗のシヴァースが人気になりそうです。確かに前走のきさらぎ賞は、前でよく粘り込んだと思いますが、あれが目一杯だとすると伸び脚にやや不満が残ります。そこで、1勝クラスを勝ち上がったばかりですが、前走でいい決め脚を発揮したディスペランツァを中心視できると思います。すでに重賞を2回経験していますし、鞍上モレイラも魅力です。マイルに適距離を見出して、NHKマイルまで一気に進む勢いを感じます。相手は、朝日杯5着のタガノデュード、堅実なポッドテオとオフトレイル、まだ1戦ですがワールズエンドの素質も魅力的と思います。
ということで、今日のところは、
◎ディスペランツァ 〇オフトレイル ▲ワールズエンド △アスクワンタイム
でまとめておきます。アスクワンタイムの再起にちょっと期待をかけています。
本日もお読みいただきありがとうございました。朝から雨風が強くて、満開の桜が散ってしまいそうです(昨日のうちに見ておいてよかった)。今日は入学式の学校が多いと思いますが、何とか平穏に終わるよう祈ります。
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