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昨日の桜花賞は予想どおりでしたが、①②人気が連軸なだけに、配当はあれでもついた方かなというレベルでした。馬券作戦をふりかえれば、昨日の阪神は宮田式の枠連法則からすると、258枠が強勢でしたし、三連複万馬券が4Rのみの堅い一日でしたので、5枠のアスコリピチェーノを主軸にすべきだったのですが、①人気を嫌って朝の予想どおりに通しました。結果オーライでしたが、予想のスタンスとしては、あまり誉められたものではなかったかも知れません。3着のライトバックは前走エルフィンSで4着のスウィープフィートに先着してますので、人気は逆でしたが、これも「当然」という感じです。意外に走らなかったのは、コラソンビートとチェルヴィニアです。チェルヴィニアは父ハービンジャーが「桜」のイメージに合わなかったので、早々に相手までに「格下げ」しましたが、もし乗り慣れたルメールさんだったら、どうなっていたかわかりません。コラソンビートは馬体重増が影響したのでしょうか。でも、もしオークスに出て来るようなら、血統的にはアスコリより長距離向きで、軽視禁物だと思います。次のオークスで主力になるのは、昨日走った面々では1着のステレンボッシュは当然として、3・4着のライトバック、スウィープフィートあたりになると思います。アスコリはNHKマイルの方が適性がありそうですが、無理使いはしないでほしいなと思います。
さて、今日は皐月賞を検討してみます。ここには有力牝馬のレガレイラが出て来ますが、牡馬勢が暮れのホープフルSに続いて後塵を拝することになるのかが焦点です。
皐月賞【2024年4月14日中山11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)
皐月賞の過去10年データ、好走馬一覧(2024年4月14日中山11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)
1)持ち時計
過去10年で良馬場施行の年は6回ですが、良馬場の勝ち時計の平均は、全体時計で1分58秒5、上がり脚の平均が34.2秒です。去年は重でしたが、勝ったソールオリエンスの時計が2分00秒6で35.5秒でした。古いところでは、2015年のドゥラメンテが良馬場で1分58秒2、33.9秒です。今週後半は好天が続いて馬場が乾きそうなので、良馬場でレースが行われれば、1分58秒前後、上がり33秒台の好時計が出るかもしれません。今回の出走メンバーの芝2000の持ち時計上位は以下のとおりです(〇数字は人気順)。
参考までに去年の上位3頭の前走も見ておきます。
今年の3歳(牡馬)は時計面を比較する限りでは、去年の3歳(現4歳)勢よりも速い(強い)感じがします。以下は、過去10年のレースで3着以内に入った馬たちの傾向です。
2)前走(ステップ)※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順
ちなみに、レース間隔で多いのは、中3・5・8週で、それぞれスプリングS、弥生賞、共同通信杯が該当しています。
3)血統
サンデー本流ディープインパクトの時代が過ぎ、近年はやや混沌としていますが、変わらないのは、母系のノーザンダンサー(ND)で、毎年必ず1頭は3着以内に母父NDが来ています。中位人気以上でこの血脈がある馬は、相手候補として要注意です。 ※サンデー系= 、ミスプロ(キングカメハメハ系)=
4)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析で強調されているポイントは以下のとおりです。
条件的に浮上するのは、レガレイラ、ビザンチンドリーム、ジャスティンミラノあたりで、ジャンタルマンタル、ダノンデサイルが続く感じです。
5)結 論
◎ジャスティンミラノ 〇レガレイラ ▲ダノンデサイル △アーバンシック
でまとめておこうと思います。
明日は土曜阪神のアーリントンCを見てみます。ファルコンSやNZTと並ぶNHKマイルCの重要な前哨戦のひとつです。
本日もお読みいただきありがとうございました。今週は学校の入学式があるので、桜も満開だし、街中が初々しい雰囲気です。どうか穏やかな一週間でありますように。
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