今週の平場の重賞レースは日曜だけで、土曜の中山と阪神のメインはともにopのリステッド競走です。中山のアネモネSは桜花賞トライアルなので、今日はこちらを中心にざっと眺めておきます。
1)持ち時計上位
例年の時計からは1分34秒台(上がり35.0)くらいが標準ですが、今年のメンバーには持ち時計が1分33秒台の馬がわりといます。上から順に並べてみると(〇数字は単勝人気順)、
コムユンプリュム 01/18中山 菜の花賞 ④1着 1分33秒2 34.4
ピコローズ 01/18中山 菜の花賞 ⑦2着 1分33秒4 34.8
キタノクニカラ 09/07中山 アスター賞 ④2着 1分33秒8 34.4
レモンバーム 01/12中山 フェアリーS ⑭6着 1分33秒9 35.0
ジョリレーヌ 01/18中山 菜の花賞 ③6着 1分33秒9 35.4
あとは、1400で キョウエイボニータ、ウィルサヴァイブ、ベルビースタローン あたりでしょうか。ちなみに昨年の上位3頭の前走は以下のとおりです。
1⃣キャットファイト 01/07中山 フェアリーS ②6着 1分34秒3 35.3
2⃣テウメッサ 02/04東京 未勝利 ①1着 1分33秒9 34.5
3⃣メイショウヨゾラ 01/07中山 フェアリーS ⑦10着 1分34秒4 35.2
最上位は前走菜の花Sを勝ったコムユンプリュムで、おそらく人気にもなるでしょう。同レース2着のピコローズもこの時期の3歳としては好時計です。同レース6着のジョリーレーヌは新潟2歳S④5着以来5ヶ月ぶりで、18㌔増でしたので、当日人気を落とすようなら、逆に狙い目かもしれません。あと、上に名前は挙がりませんでしたが、阪神JF7着のミーントゥビーもお忘れなく、というところでしょうか。
2)前走(ステップ)
ステップとしては前走フェアリーS、菜の花賞組が好走する傾向です。あとは、去年テウメッサが2着だったように、未勝利勝ちから臨む馬も侮れません。
3)血統
近年は父母両系ともノーザンダンサーの血統が活躍する傾向です。数が多くなりますが、以下の馬が該当します。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・ウィルサヴァイブ :父アルアイン(ディープインパクト)/母父ハービンジャー(Danzig系)
・キョウエイボニータ :父イスラボニータ(フジキセキ)/母父ハービンジャー(Danzig系)
・コムユンプリュム :父ブリックスアンドモルタル(Storm Bird系)/母父Le Havre(Red God系)
・トワイライトシティ :父エピファネイア(シンボリクリスエス)/母父Oratorio(Danzig系)
・プリムツァール :父イスラボニータ(フジキセキ)/母父Foot steps in the sand(Storm Bird系)・ヴィヴァラリス :父デクラレーションオブウォー(Danzig系)/母父ダイワメジャー(サンデーサイレンス)
4)結 論
全体的にコムユンプリュムが強そうですが、例年人気どおりに収まらないレースですので、ここは対抗以下に下げて、別馬を狙いたいところです。中心は前走でコムユンプリュムに完敗したジョリーレーヌです。上で触れたとおり、前走の敗因は馬体増と見ます。叩いた今回は、新潟2歳Sで一応5着に入った力が、このメンバーでは上位と見ます。相手としては、好ステップのフェアリーSと菜の花賞組からピコローズとレモンバーム、前走1400組からキョウエイボニータとベルビースタローンに、ウィルサヴァイブの逆転まで考えておこうと思います。あとは阪神JF7着のミーントゥビーも念のため。いずれにしても、やるたびに順位が入れ替わりそうなので、慎重にいかないとヒモ抜けしてしまいそうです。まとめると、
◎ジョリーレーヌ 〇ウィルサヴァイブ ▲コムユンプリュム △ピコローズ……
ですが、当日の枠連の動きを見ながらの馬券になると思います。
あと、土曜は阪神でコーラルSがあります。ここも混戦になりそうですが、4歳牝馬のモズミギカタアガリの走りに注目しています。ただし、馬場が悪化するようだと、アドヴァンスファラオの出番かも知れません。あとはサルヴァトーレあたりでしょうか。
ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。週中の折り返しです。天気はイマイチですが、今日も元気にいきましょう。
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