今日は日曜東京のエプソムCを検討してみます。エプソムはご存じのとおり英国ダービーがとり行われる競馬場で、日本ダービーが開催される東京競馬場と姉妹提携を結んだところから、1984年にGⅢ重賞としてこのレースが設定されたそうです。今年でちょうど40周年になりますね。去年はここを制したジャスティンカフェが秋のマイルCSで3着とGⅠの舞台でも健闘しました。今年もそんな実力馬が潜んでいるかもしれません。過去10年の3着以内馬の傾向をデータで追いながら、今年の「構図」を予想検討してみます。
1)前走(ステップ) ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は前走の単勝人気順
〇メイS 6頭(シルトホルン④3着 カレンシュトラウス⑪5着)
〇新潟大賞典 4頭(レーベンスティール①11着 セルバーグ⑪12着)
〇都大路S 4頭(アルナシーム③2着 ワールドウインズ⑧7着)
〇ダービー卿CT 3頭(ニシノスーベニア③4着 タイムトゥヘヴン⑪6着)
ちなみに、間隔で言えば、中2~4週が多く、これに該当するのは、上のメイS組、都大路S組、新潟大賞典組に加え、前走ヴィクトリアMの ルージュリナージュ と3勝クラスを勝ち上がった ラケマーダ です。
2)性齢 ※頭数は延べ数
〇4歳 14頭 〇5歳 8頭 〇6歳 7頭 〇7歳 1頭
/〇牝馬 3頭 〇騸馬 1頭
世代的には4歳が半数近くを占めています。今年の4歳世代は例年に比べて重賞実績がイマイチですが、人気が予想されるレーベンスティールはどんな走りを見せるでしょうか。
3)血統
ディープインパクトとキングカメハメハの二大種牡馬の時代が終わって、傾向に変化が見え始めています。去年と一昨年は、父ロベルト系が好走しているところから、エピファネイア産駒やモーリス産駒など、この血脈の馬を拾ってみたいと思います。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・アルナシーム :父モーリス(スクリーンヒーロー)/母父ディープインパクト
・シルトホルン :父スクリーンヒーロー(グラスワンダー)/母父Langfhur(Danzig)
・セルバーグ :父エピファネイア(シンボリクリスエス)/母父キンシャサノキセキ(フジキセキ)
4)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
①前走⑤人気以内の馬が好成績
②前走1800mの馬の好走率高め
③5枠から外の馬が優勢
④直近3走で東京を経験し、そこで③人気以内に支持された馬が吉
①②④の条件を満たして浮上するのはジェイパームスのみです。
5)宮田式バイオリズム◎
・グランスラムアスク 4・1・3・18
・シルトホルン 2・4・1・10
・ジェイパームス 4・0・1・2
・セルバーグ 5・0・4・10
・ニシノスーベニア 4・2・4・9
・ノースザワールド 4・10・2・15
・マイネルケレリウス 4・1・1・7
・ラケマーダ 4・1・4・6
・ルージュリナージュ 4・2・1・8
・レッドランメルト 4・3・1・7
・レーベンスティール 3・2・1・2
6)結 論
レーベンスティールが人気どおりに走ってくれれば堅く収まると思いますが、前走大敗の余韻を引きずっているようだと、斤量59㌔でもあり、「二の舞」を踏む危険性もあります。ここは前走9ヶ月ぶりの谷川岳Sで①2着と力のあるところを見せたトゥデイイズザデイの本格化に期待して本命視してみます。展開的には、セルバーグとシルトホルンが先行する流れで、それほどペースが上がらないとすれば、後方勢より前残りと中位差しの馬に注意するのが妥当でしょうか。となると、3連勝中のジェイパームスのほか、ニシノスーベニア、カレンシュトラウスあたりが上位に粘り込むかもしれません。あとはヴィクトリアMでいい末脚を見せたルージュリナージュが届くかどうか。実力馬の7歳ヴェルトライゼンデは1年以上の休み明けで、今回は△の一番最後まででしょう。ということで、今日は、
◎トゥデイイズザデイ 〇ジェイパームス ▲レーベンスティール △シルトホルン でまとめておきます。
今日は朝からよく晴れて外仕事がはかどりそうです。むし暑い日が続くようになる前にササッと片づけて週末を迎えたいところです。本日もお読みいただきありがとうございました。無事な一日でありますように。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます